● 2時間10分を切ってファイナル・ステージに突入
6月に入りあと1カ月。
ということは4回の練習を残すのみとなった。
昨年ならこの時期だとキロ6分常態の「2時間06分走」に入っているのだが。
今年はファイナル・ステージ(最終関門)は「2時間10分切り」になる。
前回8分の大幅短縮だったので、こういう記録のあとはあまりタイムは伸びない。
昨年はこういう状態からは1分づつ縮めていって、キロ6分にたどりついている。
前回2時間11分33秒だとすると、今日は10分台が目標になる。
もしかしたら運がよければ10分を切れるかも、といったところだろう。
6月に入って冬気候である。
寒さが本格的にやってきている。
今日は最低気温8度という予報である。
確かに体と足がよく動く。
入りの1キロを6分03秒でいく。
ひじょうにいい。
このタイムだと、もしかしたらもしかするかも、と思う。
今日はソックスをランニング用のものに替えている。
転倒が怖くてこのところ生地の薄い普通のソックスをつかって路面を掴むような気分を持つようにしていた。
転びの対応もできてきたので、ソックスを元使っていたものに戻したのである。
ランニング用のものは足底の部分が二重生地で、この生地に弾力性の高いゴムのようなクッションがある。
振動の伝わりが少ないのでいくらかでも足には優しい。
加えて、今日は手のひらサポーターをこのランニング用ソックスで作ったものを左右の手にはめている。
ソックスの指先とクルブシ部分を切って寸胴状にして、親指が出るところに穴をあけたものである。
厚手でクッション性が強いというのは転んで手をついたときの安心感が増す。
指部分のない手袋をはめた感じになる。
なら温かいのかと思ったらそれはなかった。
素材の通気性が非常に高いため、保温効果はほとんどない。
5kmを30:32でこれは前回と同じ。
ということは思ったほど走れてはいない、ということでもある。
9キロ手前で右足に疲れが出てくる。
少々がんばってしまったツケだろう。
2時間10分切りは無理だろうが、何とか’折り合いをつけて前回のタイムは更新したいものだと思う。
7kmすぎに女性2人組に抜かされる。
20歳代であろうか、学生かワーホリか。
おそらく1カ月後のGCマラソンに参戦するのであろう。
いともあっさり抜かされて、以降離れるばかりであった。
老人は置かれるのみ。
また若者男女数人のグループのランナーにもあった。
往復で2回すれ違ったので、彼らも本番を目指しているのだろう。
先月まではみかけなかった日本人だが、やはり6月に入るとムードが引き締まってくる。
10kmまでのスプリットは30:26である。
これ、タイムが落ちていないということでもある。
10kmまでほぼイーブンで走っているということになる。
2時間10分を切るときの5kmスプリットは「30:30= 30:30= 31:00= 31:30」で20kmを2時間03分30秒で行って、ラストの1kmは少し長いので6:20とみる。
これで21kmが「2時間09分50秒」になる、というタイムテーブルの設定になる。
それと比較すると10kmは「1:00:58」なので貯金はほぼなく、目標通りということになる。
もしこの先、疲れが出てくればドードーと転落である。
ありがたいことに12km過ぎで右足の疲れが消えた。
若干スピードはおちたがそこそこには走れている。
15km通過。
この5kmは30:52で目標を8秒だが上回っている。
走れているということになる。
トータルではたった10秒だが貯金になる。
勝負は最終スプリットに持ち越された。
前回同様に今日は無風。
ということは護岸歩道の1km強は6分30秒あれば楽にいかれる。
15kmから20kmの5kmを31分40秒で走れれば2時間10分切りになる。
足を使って走る。
ときどきスピードが落ちそうになるが、何とか持ちこたえる。
遠くに緑シャツのランナーがいる。
これを目標にする。
でもどんどん差が開く。
20km通過。
なんと30分29秒。
本当かよ!?
この5kmは予想より1分も速い。
トータルでは2時間2分19秒である。
5kmのスプリットがすべて30分台である。
まさに、何が起こったか? である。
ということはゴールは2時間08分台?
欲が出てくる。
2時間8分30秒を切りたい、と。
でもそうはうまくはいかない。
2時間8分30秒ちょうどでフィニッシュ。
これすごい。
前回のタイムを3分縮めたことになる。
【 21km 2時間08分30秒 キロ6分07秒】
5km 30:32 30:32
10km 30:26 1:00:5815km 30:52 1:31:50
20km 30:29 2:02:19
21km 6:11 2:08:30
【前回 5月31日 21km 2時間11分33秒 キロ6分16秒】
5km 30:32 30:32
10km 31:06 1:01:3815km 31:35 1:33:13
20km 32:01 2:05:14
21km 6:19 2:11:33
気温も低いし風もない。
気象条件があまりに良すぎたということだろう。
それでもタイムはタイムである。
あと3回。
もし各回1分づつ縮められたら、2時間05分30秒になる。
そこまでは無理にしてもキロ6分の「2時間06分切り」も可能性がないわけではない。
さてどうなるのだろう。気象条件があまりに良すぎたということだろう。
それでもタイムはタイムである。
あと3回。
もし各回1分づつ縮められたら、2時間05分30秒になる。
そこまでは無理にしてもキロ6分の「2時間06分切り」も可能性がないわけではない。
転倒の心配も薄れている。
というより転んでもいいや、防御は固めているという安心感がスピードの出せる原因にの一つにもなっている思う。