先日、インターネットを回遊していたら「100円ショップの包丁を研ぐ」というのがあった。
包丁を研ぐのは珍しい動画ではないが、ただこれをやっているのが白人系の若者だということで目がいった。
これまで100円ショップで包丁など手にとったこともない。
それに刺激されて一昨日、オーストラリアフェアーにいったので、ダイソーでこの包丁を買った。
ステンレス製で万能包丁とある。
● ダイソー 2ドル80セントの万能包丁 ステンレス製
製造はもちろん中国日本ならもちろん100円、消費税をいれると108円になるのか。
いま、日本は消費税って何%なのだろう。
ここだと10%の内税でダイソーでは「2ドル80セント」になる。
ちなみにフジマートでは100円ショップ製品は「2ドル50セント」になる。
運送料その他経費税金を計算するとそのくらいはやむえまい。
よく最近、新婚さんは家庭用品を100エンショップで揃えるという。
これがそこそこお手軽でもちもよく切れ味もすぐれものという。
眺めてみたら、フライパンまで置いてあった。
これでは日本のデフレは収まらないだろう。
日本の経済学者はハイパーインフレがやってくると10年くらい前から叫んでいるが、どうみてもその兆しがない。
日本の経済学者と経済論家はバカばっかりどと思ったほうがいいようだとつくづく思うのだが。
そんなことはどうでもいい。
とりたてて包丁が欲しかったわけではない。
包丁は間に合っている。
ただ、100円ショップ包丁(「100均包丁」というようである)の研ぎに興味がいったのである。
今使っているのは二十数年前にここに最初に来た時、確かオーストラリアフェアーのKマートで買ったステンレス包丁である。
ダイソーのハス前のブースがKマートである。
もちろんその頃はKマートはあったが、ダイソーはない。
ということは、四半世紀使っていることになる。
研いでは使い、研いでは使いしているので、包身がめっきり細くなってしまっている。
● 左は細くなった四半世紀前の包丁、右は昨日買ったもの
包丁を研ぐのは難しいことではない。
youtubeにいろいろ載っている。
でもあたりまえのことだが砥石がないとはじまらない。
これはバーニングウエアハウスにでも行けばすぐに手に入る。
場所は台所のステンレスシンクの上でよい。
いらなくなったタオルを強いてその上に砥石を固定する。
砥石台など不要の産物である。
● 砥石の左側部分は荒砥石、右側部分は中砥石
● 砥石は2,3分水に浸すのがいい。
● 研ぎ方についてはインターネット上に様々ありますのでそちらを
買ってきてすぐに使ったがよく切れる。
包丁の切れ味はトマトで試すそうですが、やってみたらスーと切れた。
新しいうちはなんでもよく切れるものだ。
興味があるのは、使い続けて例えば少なくとも3カ月後、できれば1年後にどうなるかである。
軽く研いでみて切れ味が鈍らないならお買い得になる。
ちなみに、買いたての100円包丁と、いつも使っているステンレス包丁を比較してみた。
ズバリ、古いステンレス包丁のほうが切れる。
というのは新品の包丁は刃先部分のみがクサビ型になっている。
それに対して、古い包丁は研ぎこんだせいで包身全体が鋭いクサビ状になっているのである。
これでは100均包丁は不利だ。
100均包丁についてはインターネット上に大部の情報が動画で載っていますので、参考にしてください。
『
《教えてgoo》
100円ダイソーの包丁って切れるの?。
質問者:korinngayabai質問日時:2003/10/04 18:46回答数:6件
100円ダイソーで包丁を買ったんですが、これは切れる部類なんですか?。
★.トマトを切って見てください。
トマトが変形せず、すっと切れれば切れる部類です。
★.はっきり言って切れ味悪いです。刃物系は100円均一では(はさみなど)すぐ切れなくなってしまいます。なるべく安くあげようという主婦としては試してみたけど結局捨てちゃったので安くはあがらなかった・・・ちゃんとした物 といっても2~3000円も出したら充分切れる物が買えます。はさみも文房具店でそこそこのものを買いなおしました。
★.100均の刃物、#2さんの言われるとおり、すぐ切れ味が悪くなります。研いでも、あんまり切れ味良くならないですね。
私としては、その場しのぎに買うという気持ちでいます、刃物は一番いいのは刃物屋さんに見たててもらうことだと思います。
そこまでお金が出せない!なら、ホームセンターなんかで1000円くらいで買うほうが、
長持ちするし研いでもまた切れるようになりますから。
切れる包丁で料理するほうが、料理しようって気にもなるし、上達も早いかと思いますよ。
★.私も使ったことがあるひとりです。
ちゃんと切れますよ。半信半疑で買いましたけど。
ただし、、切れにくくなるのも早いのは事実ですね。
長く、、といっても何年かですが、使うのなら、
2千円から3千円もだせば立派な物が買えますよ。
ダイソーに限らず100均の刃物系の商品は長持ちはしないと思って買いましょう
』
『
ロケットニュース24 2016年12月6日 原田たかし
http://rocketnews24.com/2016/12/06/833545/
衝撃事実】100均の包丁は研ぎ方次第で劇的に切れるようになる
欲しいものが安く手に入る夢のような場所、それが100円均一ショップだ。その名の通り、何を買っても100円ぽっきり。フラッと寄った時に「これが100円で売っているなんて!」と驚かされることも珍しくはない。
困った時には100均へ。と言っても過言ではないくらい便利ものだが、現在「切れすぎる100円の包丁」が話題になっている。その動画「Sharpening a $1 knife」は、公開からわずか数日で200万回以上も再生される大ヒット中だ!
・100円包丁が劇的変化
100円の包丁なんて安モンで使い物にならないでしょ……と思う人は少なくないだろう。なにせ100円。消費税を入れても108円なのだから、その考えも当然といえば当然だ。ところが!
考えを改めざるを得ないのが、今回の動画である。JunsKitchen さんという男性は実際に100均で包丁を購入。研ぎ方次第で包丁は劇的に変化するということを教えてくれる。というのも、彼が包丁を念入りに研ぐと……
・切れ味抜群の100円包丁
あらまあ、なんということでしょう! 砥石(といし)で磨いたら見違えるほどにピッカピカになるではないか。試しに紙を切ってみせてくれるが、完全にスパスパ状態。続けて切ってみせるトマトも、気持ちがいいくらい切れる。
そして中でもヤバいのは、ペットボトルをぶった切るシーン。1つだけならまだしも、なんとペットボトルを3つ同時にスパッと切ってしまうから圧巻だ。とても100円の包丁とは思えない切れ味を実演してくれる。
・100円でも研ぎ方次第で変わる
さすがにプロの料理人が使うような包丁と比べたら差が出るだろうが、100円でここまで切れる方がスゴいと言っていい。たかが100円、されど100円。安いものには裏があるというのは、どうやら一昔前の考えのようだ。
』
冷蔵庫をみると桃(イエローピーチ)がある。
テスト用に皮を剥いてみる。
まず買ったままの状態でやってみて、この切れ味を覚えておく。
そして研ぐ。
この土手からクサビ状に刃先がついている。
指で触ると、少しもっこりしている。
このモッコリを削るような感覚で研ぐ。
研ぎ終わると上のような感じになる。
土手の部分と刃先部分が並行に光っている。
全体には荒砥石で包身を削るように、刃先は中砥石で鋭く研いでいる。
さて研ぎ上がった状態で桃の皮を剥いてみる。
当然のことながら、研ぐ前よりかははるかに切れ味はよい。
抵抗感がなく刃が食い込む。
2つのピーチを切ってオヤツの出来上がりである。
そしてどんな切れ味に仕上がっていくのか、古い包丁をしのぐまでになるのか、ちょっと楽しみである。
上の写真でわかると思うが、研いでいるのは刃先だけではなく包身もである。
古いものと同じように全体がクサビ形になるようにしたいと思っている。
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