3ケ月半で3回も転ぶとなるとこれは偶然とは言い難い。
2回までなら偶然もありえるが、3回となるとやはり理由ありということになる。
何か大きな原因があるとは思えないところからすると、やはり「歳」ということなのだろう。
意識と身体と足がバラバラで一致した形でバランスよく動いていないということになる。
でも「歳」では友好な対策はない。
とりあえず、ランニングシューズを代えた。
別にシューズのせいではないのだが、ゲン担ぎである。
気分転換である。
2つ目は走り方を変えた。
これまでは遠くを見るようにして走るようにした。
そうすると頭が上がり、背筋が伸び、歩幅が伸び、足が出やすくなり、速く走れるということであった。
これをやめた。
意識と身体と足がバラバラの状態でこれをやると、足元がおろそかになって何かあったときに身体がついてゆかずに転ぶ度合いが高くなるのではないかと思ったのである。
そこで遠くをみるのをやめ、3、40m先の路面をみながら、ときどき足元先の道路状態をちらちら確認するようにした。
つまりタイム(つまりスピード)を犠牲にして安全な走り方に移行した、ということである。
3番目は幅の狭い道、路面が凹凸している、交差は歩道橋などでアップダウンがあるときなど路の状況に応じて、スピードダウンして足元だけを見つめてころばないようにして走るようにした。
といったところである。
でもいくら安全重視だからといっても目標はある。
まず、今日は16kmを走ることである。
距離は徐々に上げていき、5月、6月はハーフ21kmで走り込みたい。
今月、来月で少しづつ距離を伸ばしていく予定である。
よってまずは16kmからである。
前回の15km走りで、次の目標をキロ6分30秒としたので、16kmだと1時間44分になる。
これが2番目の目標になる。
安全走行でキロ6分半で走り切れるのかというと、それはわからないというのが正解になる。
まずは、安全重視でどこまで走れるのかの試し走りでもある。
気候は上々、曇天、まったく陽の姿なし。
転ばないように注意して走るが、5kmはちょうどキロ6分30秒でいく。
さて10kmはというと、これもキロ6分33秒という理想的なタイム。
でもやはり10kmをすぎるときつくなりスピードが鈍ってきていることは明瞭にわかる。
こういうときは転びやすい。
注意に注意をして、15kmをすぎる。
この5kmはキロ6分45秒とがたんと下がった。
ラストの1kmは護岸歩道でもろ向かい風。
でも足が動いたので、突っ込んだ。
「6:38」である。
16kmのタイムは下記の通り。
キロ6分35秒で目標まで少し及ばなかった。
でも今日は安全的な走りを試せたし、そこそこいい記録だし、16km走れたしである。
だが、最後の1kmがダメージとして残った。
足が動かない、のである。
歩くのもやっとでは車の運転は怖すぎる。
カミさんに代わってもらった。
事故でも起こしたら目もあてられない。
帰ってきて、足底筋がつって椅子に座れない。
足をブラブラする状態では、確実に足の裏の筋肉がつる。
おさまるまで部屋を歩き回っていた。
たった1km延びただけなのに、この有様だと21kmにはどのくらいかかる。
【 16km 1時間45分16秒 キロ6分35秒】
5km 32:25 32:25
10km 32:28 1:04:53
15km 33:45 1:38:38
16km 6:38 1:45:16
16km 6:38 1:45:16
【2月22日 15km 1時間40分50秒 キロ6分43秒】
5km 33:34 33:34
10km 33:22 1:06:56