● バグース7月号
バグース7月号に「2016 Australia Wadaiko Festival」が行われるという記事があった。
早速、サイトに入ったが「Sales Close」になっていた。
この新聞を手にしたのは昨日であったため、そうとう遅くすでに予約イッパイになってしまったようである。
残念なことをした。
記事を見ると、和太鼓チームはメルボルン、シドニー、ブリスベン、ゴールドコースト、ケアンズ、アデレードと6チームあるようである。
和太鼓をオーストラリアに持ち込み普及させたのは、なんといっても「タオ=道」のオーストラリア公演ではないかと思う。
これまで3回の全豪ツアーを実行しているが、最初の公演はなにしろ劇的だった。
その夜,眠ついても頭のなかでガンガン太鼓の音が響いていた。
これに刺激を受けたのであろうと思うが、しばらくして、ゴールドコーストに和太鼓チーム「絆=KIZUNA」が誕生した。
和楽器の王者はその頃は琴であった。
日本関係の行事などがあると必ず「和=NAGOMI」というサークルがメインの演奏を勤めていた。
少しずつ和太鼓人気が盛り上がり、その後、和太鼓が琴に変わって主役の席に座った。
メルボルンやシドニーには和太鼓集団があるということは知っていたが、その他の都市の日本人コミニテイーにもこのブームは広がっていったようである。
時々、TAOの公演のとき買ったCDやDVDなど聞いている。
やはりすごい。
4回目の公演を心待ちにしているのだが。
数年前であるが、マルチカルチャル・フェステイバルが行われとき、日本から和太鼓の奏者が招待されてやってきた。
神奈川馬匠という。
いや、さすがにプロだ。
すばらしかった。
Youtubeに載っているのでときどき聞いて、その時の雰囲気などを思い出している。
絆がデビューした時、横笛(篠笛)があった。
中学生ぐらいの少女であった。
これが決まっていた。
TAOでもそうだが、和太鼓の導入部分や節目に横笛を入れることは頻繁である。
演奏のストーリーからいくと構成しやすいのであろう。
きれいな横笛の流れからドドンとくる太鼓へという転移が微妙に心地いい。
フルートでもいいのだが、何かそぐわない。
和太鼓には篠笛がやはりよく似合う。
横笛と言えばなんといっても昔ラジオ放送していた「笛吹童子」であろう。
「ヒャラーリヒャラレロ、ヒャリートヒャラレロ 誰が吹くのか不思議の笛だ」
というヤツである。
吉川英治の新諸国物語、中村錦之助の笛吹童子とくると、相当に古過ぎるだが。
最近、篠笛に凝っていて(と言っても聞くだけだが)車のCDも、部屋のCDもこれにしている。
以前は喜多郎だったのだが。
● こと 「龍の目醒め」
● 佐藤和哉 「ふうちそう」
和楽器というとその他、三味線に尺八がある。
残念なことに三味線の演奏をここでは見たことがない。
尺八は琴との連奏で聞くことがある。
相当以前にアートセンターで演奏したものがYoutubeに載っている。
● 「春の海」
【 南のおーきな島・小粒な大陸 】