オーストラリア総選挙は7月02日に行われた。
翌日から開票が始まって、いまでもって開票作業をやっている。
今日は10日である。
「バカか!」
と言われても当然であろう。
日本では今日は参議院選挙である。
結果は明日の朝には出てくる。
夕方にずれ込むことは決してない。
この差はなんだ、ということになる。
つまりオーストラリア人は選挙には向いていない人種、というのは間違いで国民ということになる。
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CNNニュース 2016.07.10 Sun posted at 15:17 JST
http://www.cnn.co.jp/world/35085635.html
豪州総選挙、野党・労働党が敗北宣言
●オーストラリア総選挙で野党・労働党のショーテン党首が敗北を認めた
(CNN) 今月2日に投票され接戦の中で集計作業が続いていたオーストラリア総選挙の下院選で野党・労働党のショーテン党首は10日、与党の保守連合(自由党、国民党)政権を率いるターンブル首相に対し敗北を認めた。
ショーテン氏は同日の演説で、接戦で多くの議席がまだ確定せず過去50年間で決着が最も長引く選挙となっているが、ターンブル氏の保守連合が政権を樹立するのは明白との考えを示した。
ターンブル氏に連絡し、祝意を伝えたことも明らかにした。
ただ、次期政権が少数派政権になるのかもしくは過半数を1、2議席超えるのかは現時点で不明とも述べた。
下院選では単独で過半数に達した政党がなく、「ハングパーラメント」(宙づり議会)になるとの見通しが出ていた。
100万票以上の郵便投票の開票で保守連合が労働党を引き離したとみられる。
地元のABC放送の独自集計結果によると、保守連合がこれまで74議席を、労働党は66議席を獲得し、5議席が未確定となっている。
下院の定数は150議席。
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【その後】
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朝日デジタル 2016年7月13日17時00分
http://www.asahi.com/international/reuters/CRWKCN0ZT0PZ.html
豪与野党首脳、
開票迅速化に向け電子投票導入に前向きな姿勢
[シドニー 12日 ロイター] -
オーストラリアのターンブル首相と野党労働党のショーテン党首は、総選挙の集計結果判明に時間がかかっている問題をめぐり、電子投票の導入を支持する姿勢をそろって示した。
2日に行われた総選挙は、開票が手作業であることや郵送票の到着を待つ必要があったことに加え、接戦となったことで、実施から10日目となる12日になっても集計が終わっていない。
1日足らずで結果が判明した日本やアイスランド、スペインと対象的な状況。英国の欧州連合(EU)離脱(ブレグジット)の是非を問う先月の国民投票では、7時間で結果が判明した。
電子投票はコンピューターによる集計が可能なため結果がすぐに出るものの、専門家らはセキュリティ問題を指摘。
投票所で提供されるソーセージサンドイッチなどの楽しみがなくなるとさみしがる声もある。
現在、実用の電子投票は視覚に障害のある有権者向けの自動電話システムでのみ採用されている。
州選挙では試験的に使用された例があるが、2015年にニューサウスウエールズ州で行われた試験使用では、インターネットセキュリティの専門家らがハッキングに対する脆弱性が見られると指摘した。
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NICHIGO Press 8月号
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【 南のおーきな島・小粒な大陸 】