2016年10月31日月曜日

ハロウイン:19人、去年の4割ほど、拍子抜け

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● ジュース40個

 10月の最終日はハロウインである。
 日本でも盛んになってきて渋谷あたりでは土・日・月曜日と3夜連続でやるらしい。
 もちろんキャンデイーが貰えるわけではないので、ハロウインに名を借りたコスプレ仮装行列ということのようである。

 今日は夕方から崩れるという。
 雨でも降ればまったく子どもたちは来ない。
 ここに引っ越してきて7回目になるが、雨にあたったことはない。
 しかし、まったく誰も来なかったことが1回ある。
 雨でもないのに来ない、なんでだろう、今にしても不思議な年であった。
 初めのころは2ダース24個ほどのパックジュースを用意しておくのであるが、その年はまるまる残ってしまった。
 最近は訪問者の数が増えている。
 昨年は45人ほど来た。
 30個ほど用意していたが、間に合わず遅い子どもはには非常用のあめ玉を配った。
 今年は40個用意してある。
 果たしてどれほど来るのだろうか。
 パックジュースは1個45セントくらいになるから、40個というと18ドルくらい、日本円なら1,600円くらいか。

 天気は大丈夫、星空である。
 7時まえに12人である。
 この団地には日本人の家族の方が住んでいて、そのお母さんが集団で監督するような形で回るのがここ2年ほどのならいであった。
 どうもその家族が引っ越したらしく、個々に回ってきている。 

 


 形の上では8時までだとすると今年は30人以下だろうか。

  終わった。
 トータルで19人であった。
 少ない。
 拍子抜けである。




【 南のおーきな島・小粒な大陸 】


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2016年10月30日日曜日

ゴールドコースト陶芸展:ハテナのものもある

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● ゴールドコースト陶芸展



● ゴールドコースト陶芸展内部

 毎年10月の最終日曜日はゴールドコースト陶芸展の日。
 陶芸教室のメンバーの作品を即売する日である。
 湯のみ茶碗、紅茶カップはここで買ったもの使っている。
 でもコーヒー茶碗はKマートで買ったものである。
 これは描かれているカエルの絵が気に入っているので使っている。
 
 陶器などはそうそう壊れるものではない。
 ひと通り揃うと後は壊れるのも待つしかない。
 今使っているものを脇においてでも欲しいとおもうようなモノがあれば買いたいと思うが。
 しかし、そんなものが気楽に出てくるとは思えない。

 一昨年、去年ときて今年は3回目になる。
 欲しいものがあるわけではないが、どんなものが作られているのか気になって出かけていった。
 
   
● おちょこ

 
● iPhoneの音が左右から出てくるツノ笛?


● ノーマルなお皿のセット
 



● 蚊取り線香台
 これだと最後まで燃え尽きる前で落ちて消えてしまう。
 

● 最初、変な形の上部が曲がった棒を取り上げて「これ、なんだろう」と思ったら、左に使い方があった。
 これも蚊取り線香台であった。


● いったいこれは何?
  穴がたくさん開いている。よって水を入れておくモノではない。
 蚊取り線香台でもない。どう使う。
 係の人に聞いてみようかと思ったが、やめた。
 「不思議!」の方が興があって面白い。

  家に帰ってきて穴あき陶器を考えたが、蚊取り線香台ではないかというのが答えになった。
 でもそれでは写真にみるように底が深い。
 こんなに深さがいるものであろうか。
 デザインとしてであろうか。
 



【 南のおーきな島・小粒な大陸 】


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2016年10月28日金曜日

クイーンズランド交響楽団:Queensland Symphony Orchestra

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● クイーンズランド・シンフォニー・オーケストラ


●チケット


 前回はゴールドコースト市民オーケストラを聴きにいった。
 今日はプロのオーケストラである。
 前に述べたが私は音楽は素人である。
 好きなのはアニメの主題歌くらいなものである。

 クイーンズランド交響楽団:Queensland Symphony Orchestra はWikipediaではこう出てくる。


クイーンズランド交響楽団(Queensland Symphony Orchestra)は、オーストラリアのオーケストラ[1][2]。
1947年に45人編成で創立。
1970年代に71人に団員が増員。
2001年にクイーンズランド・フィルハーモニー管弦楽団と合併して、一時的にクイーンズランド管弦楽団を名乗るも、2010年に元の名称に戻った。

歴代の首席指揮者[編集]
ジョン・ファーンズワース・ホール (1947年 - 1954年)
ルドルフ・ペカーレク (1954年 - 1967年)
スタンフォード・ロビンソン (1968年 - 1969年)
エズラ・ラクリン (1970年 - 1972年)
パトリック・トーマス (1973年 - 1977年)
ヴァンコ・チャブダルスキ (1978年 - 1982年)
ヴェルナー・アンドレアス・アルベルト (1983年 - 1990年)
ムハイ・タン(1991年 - 2001年)
マイケル・クリスティ(2001年 - 2004年)
ヨハネス・フリッチュ(2001年 - 2004年)
アロンドラ・デ・ラ・パーラ(2017年 - )

 ということは現在は常任指揮者はいないということになる。
 その都度、指揮者を招聘してコンサートをやっていることになる。
持ち曲は下記の通り。

クイーンズランド交響楽団 - Queensland Symphony Orchestra
http://ml.naxos.jp/artist/45379


 パンフレットがない。
 通常は入場時に演奏曲目などがリストされたパンフレットが配られる。
 当たり前のことであるのだが、これがない。
 先のゴールドコースト市民楽団ですらあったのに、プロの交響楽団であるのにそれがない。
 観客に対するサービスがなっていないということになるのだが。
 常任指揮者がいないのでマネージメントがうまくいっていないということでもあるまいに。
 「聞かせてやるぞ、がまんしろ!」
というわけでもないだろう。
 でも、2階ギャラリー席まで満杯である。
 ちなみにこのゴールドコースト・アートセンターの客席はとんでもないつくりになっている。
 通路は壁際にあるだけで、右の壁際からニだりの壁際までアーチ型に客席は連なっている。
 数えてはいないが数十席はあるだろう。
 よって真ん中に座った人は悲劇になる。
 席を外そうとしたら「ごめんなさい、ごめんさい」と言いながら、左右どちらかに20席以上の人に謝り続けながら動かないといけない。




 常識を欠いた、というか超越したスタイルである。
 観客への配慮というものがない。
 真ん中に通路をつけるくらいの工事ならすぐにできるであろうに。
 「お客様は神様である」
というのにはほど遠い。
 いわく 「お客様はドレイである」
 座った席は上の舞台に向いて左側の壁際から3番目の席で、場所的には上の写真では3つある一番左の出入口のそばになる。
 1階席はそこしか残っていなかったのである。
 でも、どういうわけか前の列の2席が空席で頭が邪魔にならずに鑑賞できる幸運にありついた。
 更には左側の2席も空席でその向こうはもう通路である。
 まったく楽にして良の場所となった。
 出入口に立って観客席を撮ったのが下記の動画になる。




ここからみる舞台はこんな感じになる。
  演奏中はカメラ禁止なのでこれは音合せの時である。



 撮影はできないので、youtubeからこのオーケストラの宣伝フィルムを検索してみた。
 何本か載せてみる。


●Queensland Symphony Orchestra Season 2016 is here.


●Queensland Symphony Orchestra | A great Australian orchestra


●Queensland Symphony Orchestra have launched their Season 2017 at QPAC

 1947年設立なので来年70周年を迎えることになっている。
 来年はきっと盛大に行われるのであろう。
 チャンスがあったら見に行きたいと思うのだが。


●Queensland Symphony Orchestra Plays The Firebird
2016/09/11 に公開

 やっぱりプロのオーケストラは違う。
 市民楽団の演奏は聴いてて疲れてしまうが、プロは心を安穏にしていられる。
 それがアマチアとの違いなのだろう。
 年に1度くらいはこういう演奏を聴きたいものだと思う。
 内容はまったくわからないのだが。

 前半が終了する。
 開演は夜の7時半だが、アートセンターの前はコーヒーショップがあり、バンド演奏も入っていた。
 金曜日の夜なので人出があるのだろう。
 アートセンターには催し物をする大ホールの他に常設の映画館もあって、これが集客しているのである。


休憩を挟んで後半が始まる。
 プログラムがないので正確なことは分からないが、どうも後半は2部に分かれていたようだ。
 前半とおなじような演奏が終って、
 メンバーが総立ちしてコンサート「終了」?
と、誰もが思った。
 ところが違った。
 違い過ぎた。
 後半の後半へ入った。
 気持ちのいい曲が流れる。
 どうもデイズニーのアニメの曲ではないだろうか、と思って聴いていた。
 音楽を聞くときは、その音から連奏される風景や映像をイメージすることにしている。
 そこで出てきたのがデイズニーのアニメの、そう妖精などが戯れる風景なのである。
 この心地良い曲が終わると、この演奏会も終了なのだな、とうつらうつら思っていた。
 スーと音が止まる。
 「あ、終わりかな?」
 そしてドドーンと破裂する。
 クラシックに入ったぞ!
という私なりの感じである。
 ここから延々と音の爆発が始まるのである。
 「これが音楽だ!」
 「これがオーケストラだ!」
 「聴け、聴け!!」
の嵐である。
 ここまで聴いていた演奏はなんだったのか、と疑問になるほどの音の流れである。
 身を任すしかない。
 終わらない、のである。
 これまでとは比較にならない長い音のマジックである。
 聴く方は唖然として身をのりだしてしまう。
 思考が翻弄されてしまう。
 「考えるな、音に乗れ」
である。
 音が背中をどんどん押す。
 何処へ導いていくのか。
 スゴイ!
 これが、プロの演奏。
 ちなみに本物のオーケストラを生身で経験したのは今日がはじめてである。
 これは麻薬になりそうである。
 ナガーイ、ながーい演奏がおわった。
 ふー。
 これまで、お義理に格好だけの音が出ない拍手をしていたのだが、この時はダンダンと手をぶっ叩いた。
 聴く方も真剣だが、演奏するほうは更に命を縮めてしまうのではないかと思う。
 もうダメ動けない、といったところまで持っていっているのではないだろうか。
 この長い一曲を聴いただけでもこのコンサートに出てきた価値はある。
 やはり、プロはプロだ。
 心をわし掴みにする。

 なを、指揮者だがヨハネス・フリッチュでないことだけはわかっている。
 調べているのだが、見つからない。
 小柄でアラブ系かなとも思ったりもしたのだが。



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2016年10月26日水曜日

10月の終わり、もうキロ6分では無理 15km:1時間31分45秒

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  10月最後の走りになる。
 最低気温があがりつつある。
 5時半スタートだが朝日はもう高い。
 まだ、陽は肌をいたぶるほどに強くはなっていない。
 次回は11月になるが、5時スタートにしないとダメだろう。

 北の折り返しを回ってタイムをみるとこのままでは5km30分では行かない。
 意識的にスピードアップをかける。
 といってもわずかに速くなる程度だが。
 そのせいか、「29:56」というギリギリで5kmを通過する。

 このまま10kmまでいって、10kmでプラマイゼロとなればいいかなと計算する。
 10kmで貯金がゼロということは、キロ6分(15km=1時間30分)は切れないということになる。
 額には汗が浮く。
 やはり夏シーズンが近づいてきている。
 10kmは1時間0分13秒、この5km30:17かかっている。
 
 なんとか1時間30分台でフィニッシュしたいものだと思うのだが。
 足も体も動いているのだがタイムが上がらない。
 ということはスピードが上がっていないということである。
 これが夏ということなのだろう。
 13kmを過ぎて、このままだと1時間32分をオーバーしてしまう。
 なんとかせねば。
 ラスト1kmでロングスパートをかける。
 といってもわずかに速くなっただけのことでしかないのだが。
 でもそのわずかに頼るのが、今の現実。
 ラスト300m、もうひとがんばり。
 
 1時間31分台でなんとか終えた。
  31分台後半というのはこの4カ月で最低の記録になる。
 走るのはつらいシーズンに入ってきたということだろう。
 これからタイムはどんどん悪くなっていく。



【 15km 1時間31分45秒 キロ6分07秒】
5km    29:56     29:56
10km   30:17   1:00:13
15km   31:32   1:31:45

前回  15km 1時間30分29秒 キロ6分02秒】
5km    29:43     29:43
10km   29:56    59:39
15km   30:50   1:30:29


【ときどきある面白い夢】
夢というのは深層心理の表出ということで、隠された心の襞が形をとることが多いという。
 簡単にいうと、劣等感や人生でのトゲのような思い出などが夢になりやすい。
 でもときどきこれはという面白い夢をみることがある。
 だいたい日に10ケぐらいみるようだが、ほとんど覚えていない。
 覚えている夢というのはよほど「刺激的だった」か、あるいは忘れにくい「朝起きる直前」であったかである。
 昨日の夢にこんなのがあった。

 電話が鳴る。
「もしもし---」
「こんばんわ」
絶句する、今は朝の11時過ぎほどである。
今晩わの時間ではないだろう。
「薬師丸ひろ子といえばわが青春時代のあこがれのスターだぞ! こんばんわはないだろう」
「ごめんごめん、今さ、学校が廃校になるのでその残念会やっているのよ」
どうも新宿にある薬師丸が関係する学校が児童数の低下によって廃校することになり、廃校式が行われてその後のパーテイ会場からかけてきているようである。
廃校という事態に感極まって朝っぱらから酔っ払った薬師丸おばさんがオーストラリアに電話してしまった、という設定のようである。
ちなみに私は薬師丸ひろ子とはまったく面識のあろうはずもない。
スターとは無縁の庶民に過ぎない。
夢っていうのはいろいろな状況を作ってくれるようだ。
今回は薬師丸の親しい友人ということのようである。
でも電話なので薬師丸ひろ子は出てこない。
これが残念。
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2016年10月21日金曜日

アトピーと 超乾燥肌:アピットジェル、ヒルドイド、パナソニック・ナノケア

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● パナソニック・ナノケア

症状のよく似た病気がある。
たとえば風邪と花粉症である。
風邪を引いたとおもって風邪薬を飲むが、いくら飲んでも一向によくならない。
風邪薬は花粉症には効かない。

娘はアトピーであった。
両腕である。
夜寝る前にはは「儀式」と称して包帯を巻くことを習慣にしていた。
寝ているあいだに知らずに腕をかきむしるからである。
学校へは長袖で行くようにしていた。
半袖だとただれた腕が見えてしまうからである。
親の目から見ても可哀相であった。
後日にことだが、医者にオーストラリアのような乾燥気候の国にいくのはアトピー持ちには無謀だ、といわれた。
「つ病」というのがある。
子どもの年齢が「1つから9つ」までになりやすい病気のことである。
「10歳」になると「つ」がなくなるのでそういう病気にはかからなくなる。
それだけ体力がついてくるということだろう。
娘も10歳になるとおさまった。
つまり「小児性アトピー」ということである。

私はここ数年アトピーに悩まされている。
ということは「老人性アトピー」ということになる。
発症はいつも同じで顎の回り、ひどいときは顎の下から首へ、脇ホホから鼻の下まで広がる。
治るのに半月以内なら軽症、1カ月半以内なら中症、3カ月以内なら重症、それ以上は重々症と個人的に分類していたかと思う。
腕などに発症するときは放っておいても2週間ほどで治る。
中症のときは皮膚がバリバリになり、いわゆる象皮症状になる。
重症はひび割れた象皮から黄色いリンパ汁が滲み出し、顔を洗うのも困難になるほど滲みる。
こういうときは顔をちょっと洗ってすぐにタオルを押し当て迫り来る痛さにジーっと耐えることになる。
時に夜になって顔が痛くて眠れず徹夜ものどきで朝を迎えたりする。
昼間は気が紛れるからいいが、夜は悲劇である。
もちろん医者へいく。
塗り薬と錠剤の飲み薬をくれる。
なんで飲み薬が出てくるのだろうと疑問になるのだが。
一向に症状に回復の兆しが見えないので1週間ほどたってまた行く。
同じ塗り薬と少し強めの飲み薬をくれる。
これも効果なし。
アゴの状態はもうメチャクチャ。
墓参りで日本に行く予定があったので、何とかしてくれとまた1週間後にいく。
また同じ塗り薬と、今度は非常に強い飲み薬をくれた。
アトピーって飲み薬で治すものだろうか、解せない。
書いてもらった処方箋をもってパーマシー(薬局)へいった。
そこの薬剤師の言うことがすさまじい。
「このクスリは非常に強い。快方の症状が出たらすぐにやめるように」と。
20錠ほど入っているのだが
「このクスリを全部飲んだ人はこれまでいない。それまでに必ず治っている」。
そして、
「医師の処方には一日一錠とあるが、錠剤を割って一日1/3錠ないし、1/2錠にしてください」。
怖いなここの医者は、よくそんなクスリ出すよな。
墓参りが終わったら四国の道後温泉にいくことになっていた。
この温泉の湯質を書いてもっていった。
医者がダメだと言ったら、入湯はしないつもりでいた。
曰く、
「いいですよ、もしかしたら効くかも」
であった。
さてこの強いクスリであるが、本当に効き目がある。
あれほど苦しんでいた症状だが、3日目くらいから少しづつ快方に向いはじめたのである。
もし回復しないなら、旅行は断念して飛行機代と道後温泉宿泊費を捨ててもいいと思っていた。
だがギリギリで間に合ったことになる。
でもこんな強いクスリはやはり怖いとしかいいようがない。
それにどうして飲み薬でアトピーを治すのか、そこが疑問である。
アゴには安全をみてオロナイン軟膏をつけつつ飛行機に乗ったのである。
ちなみに医者の指定でパーマシーで買った塗り薬はまったく効かかった。

ちょっと話はそれるが、昔学生の頃に道後温泉には行っている。
その時の湯質の印象は油質のようで肌にべっとりして気持ちわるかった。
それをとるため石鹸で洗うのだが、これがまるで泡だたない。
まさに印象最悪であった。
湯から出て休んでいると、ここから道後温泉の効果が現れるのである。
ちょうど皮膚に油の膜があるのではないかと思われるように、体内から出た熱が外に逃げずに体の中に残るのである。
その結果、体がポカポカになる。
まさに温泉に入ったという気分になる。
「ウーン、道後温泉おそるべし」
とそのとき思った。
が、である。
そういう印象の道後温泉であったのだが、今の道後温泉はまるでちがうのである。
サラサラしていて、石鹸も溶ける。
なんでだ?、と首をかしげてしまう。
「ウソだろう!」
となる。
インターネットで検索したところ、道後温泉の湯はサラサラしているとある。
昔を知っているものにとっては、そんなわけあるはずがない。
さらに調べてみたら、やはり昔の湯質は油性があったようで、道後の湯は変わったという印象をもっている人も多いのである。
さらにいつ頃からなんで変わったのか検索してみたが、そこまではわからなかった。

道後温泉はアトピーによかった。
飲みクスリのせいか、それとも温泉のせいかはわからないが、徐々に良くなっていった。
日本から戻るときに皮膚科によった。
症状は結構よくなっていたが、一度みせておいたほうがいいと思ったのである。
まるで効かない軟膏と怖い飲み薬ではこちらの先生は信用できない、という思い込みがあるかもしれないが。
そこでもらったのがステロイド系のコロイド。
コロイドは弱ステロイドだが、それより強い「***」というクスリと併せて2つもらった。
飲み薬はなかった。
日本では飲み薬は出てこない、当たり前だが。
コロイドというのは弱ステロイドでアトピー定番のクスリとして有名なものだという。


● アトピー定番のステロイド軟膏 コロイド

なんでこんな話をしているかというと、インターネットを回遊していたら「ヒルドイド」というクスリのブログに偶然出会ったからである。
なんと18日にアップロードして今日は21日だから3日で約60万回という視聴回数である。
これ驚愕の数値である。 
下がその「ヒルドイド」でyoutubeを検索した今日のトップ3である。


● 今日のトップ3、たった3日で約60万回、ベスト3に入っている。

1位は9カ月前で「3,488」、2位は2カ月前で「862」である。
普通はこんなもんでしょ。
そしてなんと3番目に割り込んできたブログが入っており、「2日前」とあって「598,290」とある。
この数字、異常としかいいようがない。
2日で60万回、どうみたって何かおかしい。
googleが意図的に流しているとしか思えない。
まったく無関係の政治的テーマで検索していたのであるのに、突然これが入ってきた。
知らぬクスリではないので、それならばということで急遽これを取り上げてみたわけである。
下がその動画。
とりたててドラマチックなものではない。
背景はまったく動かないし、ただ説明の文字が流れるだけである。
こんなものが2日で60万回もいくわけがない
だいたい、こんな薬に60万人のユーザーがいるわけない
絶対におかしいと思う。


●ヒルドイドの動画
2016/10/18 に公開 視聴回数 598,290 回
https://www.youtube.com/watch?v=_n5c-45stLA


●ヒルドイド


●ヒルドイドと同じヘパリン擬似物質の入った市販薬 HPクリーム

ここに載せてある黒い背景の薬の写真は今撮ったもので、つまりいま現在私が所有しているものである。
年に2,3回アトピーにかかる。
うち1回は中度から重度である。
治る時が来るまで待てばいい、放っておけばいつかは治るはずだ、永遠にかかりっぱなしということはない、というのが私の信条だがそうもいかない場合もある。
翌年は後ろを追われるような用事もなかった。
それに日本でもらったクスリが残っていたので、安心していた。
が、である。
症状が出たとき、このクスリを使った。
でもこれ、一向に効かないのである。
ステロイド系のコロイドで、それよりステロイドの強い「***」も効かない。
症状はどんどん悪くなる。
でも医者にはいかない。
行っても出てくるクスリはまるで効かない軟膏と飲み薬である。
重度になってきた。
日本に連絡を入れる。
いわく
「おそらく花粉症に伴うアトピーだと思うので、それに合うクスリをお願い」
ということで申し送った。
そして手元に届いたのがアピット・ジェルである。


● アピット・ジェル

これ医薬品ではない。
常備薬に使っているオロナイン軟膏は「第2類医薬品」であり、メンソレータムでも「第3類医薬品」である。
「医薬部外品」なのである、これ。
「薬用ジェル乳液」とあって、何に効くのかは全く書いていない。
言い換えると医薬品ではないのでおそらく「書けない」のであろう。
ただ「敏感肌に」とあるだけである。
皮膚状態を整えるだけで、何かに効くということではないのである。
しかし、ネーミングの「アピット」からして開発側はアトピーに効くという実験結果があるのだろう。
まあ、薬用の化粧水みたいなものにちかい。



症状は重度になっており、象皮がわれてリンパ汁がにじみ出てきている。
ひどい状態である。
外にでるときはマスクをし、帰ってくると内側が流れ出たリンパ汁で黄色くなっている。
それでも前年から比べれは、まだ軽い。
さて、この乳液ほんとうに効くのだろうか。
あまり大きな期待もせずにつけてみた。
一晩たった。
オー、効いた。
リンパ汁が出なくなっている。
これはすばらしい。
薬的に効くということではなく、皮膚を整えるということのようである。
それがたまたまアトピーで崩れた皮膚にも効果があるということであり、直接にアトピーに作用するということではないようである。
もちろんアトピーの原因が何かは医学的には解明されていないが。
その効力に敬服して、それ以降、私はこれを手元において日々使っている。
それまで常備薬であったはオロナイン軟膏であったが、今ではアピットジェルにその座を明け渡した。
まったくアピットジェル様サマである。

昨年も恒例のごとくアトピーにやられた。
アピットジェルをつけていてもアトピーにはなる。
ただ症状が比較的軽い。
象皮症状にはなった。
しかし、それが割れてリンパ汁が出ることはない。
これはアピットジェルの効用だろう。
これが医薬部外品であるなら、この系統の医薬品ならさらなる効果があるのではなかろうか、と考えた。
娘が日本にいるのでメールした。
以下にそのメールのやりとりをピックアップして載せてみる。

娘:
夏ぐらいから私もアトピーが悪化して薬塗っているよ。
ロコイドは効くけどやっぱり少し強いような気がする。
明後日ちょうど皮膚科へ行くから、ついでにヒルドイドを処方してもらおうと思っている。
一回試しに塗ってみたら刺激もないし保湿力がありそう。
ローションと軟膏の両方を買おうと思ってるから、多めに処方してもらえそうだったら他のと一緒に送るね。
ロコイドも試しに医者に聞いてみる。

私:
昨夜、送られてきたビルドイド軟膏を使ってみた。
効いたらしいと思うのだが。
というのは、ありがたいことにアトピーは1カ月半ぶりに回復方向に向かっているので、それでよくなったように思えるのか、それとも軟膏のせいなのかが明瞭でないのである。
でも専用薬なので、きっと効いているのではないかと思う。
今朝も使った。

アピットジェルはアトピーの専門薬ではない。
単に皮膚の状態を整える乳液にすぎない。
言い換えると、オロナイン軟膏やメンソレータムと同じものである。
前に書いたが、専門薬としてはコロイドを使っているが、どうも私の症状には合わないのか、これまで効果があったとは思えない。
気分的にはこのビルドイドが一番効きそうな感じがする。

アピット乳液はヒゲ剃り下とか、カラカラ天気の皮膚のかゆかゆなど、オロナイン軟膏に代わる薬としていろいろな使い方をしている。
非常に便利にしている。
それにこれオロナイン軟膏よりかははるかに効き目がある。
手放せなくなっている。

私:
ヒルドイドはよく効いた。
ありがとう。
今後のアトピー対策にはもってこいだ。
肝心部分のヒフはまだゴワゴワしているが、表面はツルツルになり、痒みもまったくなくなった。
ほぼ90%完治というレベルにある。


その後のメール。

娘:
ヒルドイドはね、私の方は最終的に効かなかったんだよ。
数日したら赤くなって痒くなっちゃった。
逆にロコイドが効いた。
なんでじーさんにはヒルドイドが効くんだろ?
って思ってネット検索してみたら、答えが判った。
医者が書いてるアトピーのブログに書いてあったの。
ヒルドイドはアトピーの酷い人には効かないんだって。
酷いアトピーは「乾燥」を通り越して、「炎症」を起こしてるから、ステロイド系の薬が必要なんだって。
ロコイドは弱ステロイドなのよ。
ヒルドイドは保湿剤。
ヒルドイドで治るものは、「炎症肌」じゃなくて「乾燥肌」なんだってさ。
これを知らない人がすごく多いらしい。
「炎症肌」に保湿剤を塗るのは逆効果なんだって。
だから私には合わなかったわけだ。
つまり私は「酷いアトピー肌」、
じーさんのは浅いアトピーか、そうではなくて「超乾燥肌」ってことだ。
攻略の仕方がわかって良かったね〜

娘:
ヒルドイドなら皮膚科ですぐ手に入るよ。
前に送ったジェルタイプでいいのかな?
私は今、薬使わず見事にアトピーを抑えこんだよ。
去年の夏の終わりから、痒いし痛いし顔と首、関節がカサカサな上真っ赤で超酷かったのに!

★.私の場合、
1: ナチュラルエレメンツというメーカーのジェルを塗る
2: kw乳酸菌サプリメントで痒きたい衝動を抑える
3: パナソニック・ スチーマーで保湿

この3つで今は信じられない位キレイになった。
痒くないのが何より天国。
オーストラリアは乾燥大国だからね、パナソニックのスチーマーはどうかな。
これやるとジェルが肌に染み込んで超乾燥肌でも保湿できるよ。
アトピーの心配をなくしたいなら、購入してみる?

私:
「ヒルドイド」は医者の処方箋がないと手にはいらないのではないだろうか。
よってもし医者にいくことがあったらもらってください。
昨年は3回アトピーに襲われた。
 1回目は非常に軽くすぐに治った。
 2回目はまあまあで、
 3回目は長かった。
 このときもらったヒルドイドは半分以上使ってしまった。
 てなことで、もし手に入るならも欲しいです。
調べてみてパナソニックの器具はもしかしたら船便で送ってもらうかもしれません。


やっとたどりついた。
つまり、アトピーの症状にはモドキがあるということ。
風邪と花粉症みたいな関係になる。
アトピーのほかに、超乾燥肌というのがあるのである。
症状だけではどちらに分類されるか分からない。
よってクスリをいくら使っても治らないというケースも出てくる。

調べ方は簡単。
まずコロイドを手に入れる。
市販薬ではないが手にいれることはできる。
処方箋があれば本体は安く手に入るが、実際は医者へいったりして初診料をとられるので高くつく。
そこで下記のサイトで直接購入するのがいい。
2000円ほど。


ロコイド軟膏市販
http://xn--eck3a5d1g712ufu3bpiqk7d.xyz/

ロコイド軟膏の購入先はこちら
ロコイド軟膏は市販されていませんが、ファミリーファーマシーグローバルというサイトから通販で購入することができます。

製造元: 鳥居薬品 株式会社
販売元: 鳥居薬品 株式会社
医薬品分類: 医療用医薬品
重量: 10 g
販売価格: 1,910 円

>>ロコイド軟膏の購入先はこちら
https://www.triple-farm.com/sg/item/detail?item_prefix=TF&item_code=009313&item_branch=001


これで試してみる。
効いたらそれはアトピーである。
効かなかったら超乾燥肌を疑う。
ヒルドイドを購入する。
これも市販薬ではないが、購入は下記でできる。
処方箋の10倍くらいの値段だが、医者へ出かけることを思えば高くはない。
写真に載せたように同じ成分の市販品も出ている。


https://www.triple-farm.com/sg/item/detail?item_prefix=TF&item_code=007233&item_branch=003
ヒルドイドソフト軟膏0.3%:25g(使用期限:2017年5月)
特価価格:2,500円


ヒルドイドはステロイド系ではないので、先の動画のようにいわゆる美容常備薬として使うことができ、普段に利用できますので買って全く損はしません。

さて、コロイドでもヒルドイドでも効き目がない場合はどうするか?
わかりません!
皮膚専門病院で調べてもらうしかないということになります。
といっても、
 病院でも次々にいろいろなクスリを試して、
 その人、あるいはその症状に合うクスリを探し出す、
ということしか方法はないのですが。


いよいよ最後になりました。
項頭の動画にいきます。
娘が薦めてくれたパナソニックのスチーマーで、「ナノケア」と呼ばれているものです。
加湿器の繊細なものです。
「ナノケア」というからには水蒸気の粒子が「ナノ」でレベルで放出されるのでしょうか?
そうは書いてありませんが。
一日1回がイイそうです。
時間は10分前後(最大水量は12分です)。
私は髭剃り後に使っているので2日で1回くらいになります。
スチームしたあとヒルドイドをすり込んでおきます。
説明書には変圧器では使わないでくださいとありまするが、そうもいかない。
こちらは240Vである。
動画のものは壊れてもいいようにと最も安いスチーマーを買いましたので激安¥3,200とのことでした。
いまでは人気商品で機種が変わり1万円くらいが最低価格になっており、高いのは数万円になります。
なを、アピットジェルは常備で1日2回あるいは3回ほど塗っています。 
乳液状なので本当に軽く伸ばして使っています。

今年の2月末が最後のアトピー(正確には「超乾燥肌疾患」になるらしいが)になる。
よっこれまで8ケ月ほど出ていない。
来年3月まで出なければ、私も超乾燥肌のアトピーもどきをそこそこ抑え込んだということになりますが。
娘ではないですが
「アピットジェル、ヒルドイド、パナソニック・スチーマー」
の3点勝利ということになります。

 なを口角炎という病気がある。
 ちょくちょく発症するもので、口の左右に出るアカギレのような症状である。



原因はよくわかっていない。
昔は風邪からきているとか胃腸が悪いせいだとか言われていたが、現在ではストレスとか疲労といったものが原因だとされている。
つまるところわかっていない、ということである。
以前はオロナイン軟膏などつけていたがまったく効かなかった。



ヒビ、アカギレの一種だろうと思って上の写真の「ヒビケア」をつけてみたがこれもまでだめである。
 しかしもしそれがアトピーから発症するならコロイドで治る。
 とすると超乾燥肌ならヒルドイドで治るはずである。
 しかし、これが治らない。
 でもこのところ出ていない。
 ということは、3点セット対策で抑えられているのかもしれない。

【2017年6月】
 
 月半ばのことである。
 顎がかゆい。
 夜になっても収まらず、寝られない。
 あのアトピーもどきの発症である。
 3点セットで抑え込んだと思ったが、なかなかそうは問屋は卸さない。
 でも、今回はなんとも強い味方がいる。
 「アトピーもどき」が超乾燥肌なら湿度を与えればいいことになる。
 加湿器の「ナノケア」がある。
 真夜中の2時半過ぎ。
 少々時間が悪いがそうもいっていられない。
 10分ほどかける。
 さすが効果がある。
 かゆみが収まったとはいえないが、寝られるほどには薄らいだ。
 よく効く。
 しばらくぶりだが発症したということは身体がその傾向をもっているということだろう。
 よって病気それ自体を抹消することはできないということのようだ。
 条件がそろえば、いつでも発症する。
 別に悪いことではない。
 体にたまった毒素というか、不純物というか、そんなものがあるレベルを越えると噴き出てくるということだろう。
 時々、そういうものを外に出すことにより、身体のバランスを保っているのかもしれない。
 一種の毒抜き、ガス抜きである。
 発症した時の症状が重くて生活に支障がでるようでは困る。
 それをできる限り軽症で済ませることが必要で、病気それ自体を消すことは無理ということだろう。
 
 顎の皮膚が少しゴワゴワになり、折れ目が目立っている。
 皮膚が硬直化しているのである。
 このまま進むと象皮になり、ひび割れてリンパ汁が噴き出てくる。



そこまで行く手前あたりで症状を食い止められればよい。
 その翌日から朝、午後、就寝前の3回ナノケアをかけて、ヒルドイドを摺り込んでいる。
 いつもは髭剃りの後なので2日に1回ほどだから頻繁に加湿し、肌に潤いを供給していることになる。
 また皮膚が乾いてきたと思ったら手まめにアピットジェルを塗っている。

 1週間ほどたった。
 格段によくなってきた。


● よくなってきたアゴ

 以前なら軽症でも3週間くらいはかかったものである。




 


【 南のおーきな島・小粒な大陸 】


【参考:パナソニック ナノケアスチーマー
http://shopping.search.yahoo.co.jp/search?ei=UTF-8&p=%E3%83%91%E3%83%8A%E3%82%BD%E3%83%8B%E3%83%83%E3%82%AF+%E3%83%8A%E3%83%8E%E3%82%B1%E3%82%A2%E3%82%B9%E3%83%81%E3%83%BC%E3%83%9E%E3%83%BC&tab_ex=commerce&view=list&n=50&uIv=on&cid=0&X=5&di=0&sc_e=slga_x


【最新ニュース】

ダイヤモンドオンライン  2016年10月26日 ダイヤモンド・オンライン編集部  
http://diamond.jp/articles/-/105234

40男の「肌の乾燥」を悪化させる何気ない勘違い行動
冬の乾燥だけが原因じゃない?
40代になると、男性は肌が乾燥しやすくなる

秋が本格化し、まもなく冬を迎える今、空気の乾燥や暖房による乾燥が気になり始めてはいないだろうか。
しかし、「なんだか顔がつっぱるな、でも仕方ないか」と、肌の乾燥を放置している人がきっと多いはず。
事実、男性だと肌の問題を深刻に捉える人はとても少ない。
ダイヤモンド・オンラインが調査会社ジーリサーチの協力を得て、40代男性100名を対象に『40代男性のアンチエイジングに関する調査』を実施。そこで、「気になる肌の悩み」について聞いたところ(複数回答可)、
「シミ」が30%で最も多く、次いで
「たるみ」(22%)、
「皮脂・テカリ」(21%)で、
「乾燥」はわずか15%。そして
「悩みはない」と答えた人も22%
に上った。



ただ、空気が乾燥する秋・冬に、肌を全くケアしなければ、40代を迎えた男性の見た目には大きなダメージを与えかねない。

■「空気の乾燥」だけじゃない!
男の肌乾燥が進む理由

 「秋・冬を迎えたら、40代男性は特に肌の乾燥に気をつけなければなりません」
こう話すのは、北青山Dクリニックフォーラムの皮膚科医・福永麻紀医師。
福永医師は、肌乾燥には、「外的要因」と「内的要因」があるという。
 「1つは、空気が乾燥すると水分が皮膚から奪われる外的な要因。
内的な要因は、冬になって乾燥し、気温が下がることで、汗と皮脂の分泌が減り、皮膚のうるおいが失われることです。
ですから、秋・冬を迎えると、ダブルの要因で乾燥が進むことになるのです」(福永医師)

さらに肌を乾燥させる習慣として、まず福永医師が挙げるのが、
「顔のこすり洗い」と
「熱いお湯」での洗顔
だ。
若い頃、ニキビ対策として洗顔フォームで顔をこすり洗いしていた男性がまだその習慣を続けていると、必要以上に皮脂を失ってしまう。
また熱いお湯で洗顔をすると、一気に高温で肌の水分まで蒸発し、より乾燥が進んでしまう。
また顔のなかでも特に乾燥トラブルが多いのが、ヒゲのある部分。
毎日ヒゲを剃る男性は、毎日肌を刃物で傷つけ続けているのと同じ。
もし若い頃と同じよう処置をしていると、乾燥を助長する可能性もある。



■肌乾燥が引き起こすシミ、シワ
でも8割が「肌対策なし」の現状

では、もし肌の乾燥に対して何も対策も取らなければ、どうなってしまうのだろうか。
 「肌が乾燥すると、皮膚のバリア機能が落ちます。
すると、今までは問題のなかった外からの刺激、つまり紫外線や花粉やハウスダスト、その他直接触れるものにも弱くなり、肌がかさつき、肌荒れが起きてしまいます。
また、乾燥によって皮膚の新陳代謝が落ち、肌が再生する間隔が長くなると、シミやくすみの原因にも。さらに乾燥は皮膚の弾力性を失わせますから、シワができやすくなります」(福永医師)
にもかかわらず、一般的にはケアをしていない人が非常に多い。
前出の調査で「肌対策として何かしていますか?」と尋ねたところ、対策しているのは21%とわずか5人に1人。
対策をしない理由は、「面倒だから」が35%だったが、最も多かったのが「何をしていいのかわからない」(40%)だった。
本当は何かした方がいいと思っていながらできていない人が非常に多いのだ。

■簡単な方法で乾燥を防ぐ!
医師が教える正しい「肌対策」

では、肌の乾燥を避けるためには、どのようなことに気をつけ、どのような対策をすればよいのだろうか。正しい対策を福永医師に教えてもらった。
5人中4人が何も対策していない40代男性に対して、福永医師が肌の乾燥対策として勧めるのが、「保湿」だ。

 「今までヒゲ剃りの後で全くケアをしていなかった方は、保湿をすべきでしょう。
 ヒゲ剃り前にシェービングローションをする方はいらっしゃいますが、終わった後の化粧水・乳液などでの保湿がとても大切です。
 保湿はタイミングが重要です。
 水分があるうちに保湿した方が吸収がよいため、顔の水分を拭き取ったら、入浴後や洗顔・髭剃り後、すぐに化粧水や乳液をつけましょう。
 また、カミソリでヒゲを剃るのが好きな方は特に肌荒れを起こしやすいので、電気カミソリの方をお勧めします」(福永医師)

前出の調査でも、肌のケアをしている人では「化粧水・乳液」で対策をしている人が最も多く、次いで「シェービングローション」が挙がった。
乾燥対策として、「何をしていいのかわからない」という方は、すでに対策をしている人を見習って、これらの対策を早速はじめてみては?


乾燥で肌がつっぱるな、と思ったら、対策を始めるべきサイン。
将来、少しでもシミやシワを減らし、見た目年齢を若々しく保つためにも、早めに肌の乾燥対策を始めて、周りと差をつけたいものだ。










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2016年10月20日木曜日

アマゾン ジャングル・マラソン:世の中にはとんでもないことがあるものなのです

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TBS系(JNN) 10月20日(木)6時3分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/jnn?a=20161020-00000030-jnn-int

アマゾンで過酷過ぎるジャングルマラソン


●ジャングルマラソン

 春真っ盛りの南半球・アマゾンで、過酷過ぎるジャングルマラソンが行われました。

 白い砂浜に降り立つアスリートたち。
 しかし、彼らの目的は海水浴ではありません。
 一斉に走り出した彼らが挑むのは、アマゾンの熱帯雨林を駆け抜けるジャングルマラソン。
 腰までつかるような深い沼をかき分けながら、ランナーたちは全長254キロにも及ぶコースを進んでいきます。

 行く手を阻むのは、高い湿度と時に40度にも達する気温。
 さらに森には野生のジャガー、川にはピラニアがいたりと、アマゾンならではの危険な生物から身を守らなければ、このレースを走り抜くことはできません。

 ゴールしたランナーの中には、ホッとして思わず号泣する人も。
 今回の大会に世界中から50人が参加し、31人が完走したということです。



 こういうニュースをみると調べてみたくなるのが心情。
 日本人も参加しているのですね。

 2015年のレースはNHKで放送されたようです。
 そのときの動画を探しているのだが、見当たらない。



●Jungle marathon 2015 ジャングルマラソン2015 
2015/11/17 に公開



炎熱のアマゾンジャングルマラソン260KmグレートレースNHK 2016/3/16
http://utmf.info/amazon-jungle-marathon-260km/

2015年10月開催の今大会。世界14ヶ国かれ選手達が集って7日間走る。
初開催から10年で、完走率は50%。

南米ブラジルの大河アマゾン。
その険しい密林を舞台に世界一過酷なレース「ジャングルマラソン」が行われた。
距離は260km。心臓破りの急坂や足の抜けなくなる泥沼など、道無き道を7日間かけて走破する。

一年で最も暑さが厳しい10月。
気温は40度を超え、熱中症で動けなくなる選手が続出。身も心もボロボロになりながら人々はなぜ走るのか?
それぞれの思いを胸にゴールを目指す選手達の熱い戦いをドキュメントする。

山を登って沼地で足を取られて川を渡る。

スタートと直後から山に入る。
初日は23Kmだが、川や沼があって走りにくい。
スペインのアンドレスが加速してトップを走る。
生田洋介選手45歳は20代の頃から様々なレースに出場してきたようだ。
30歳になってレースから離れるも再びレースに出場。

選手達は摂氏43度になる事もあるアマゾンの暑さに苦しみながら山の急登や沼地を進む。
岡田考44歳は体重80Kmと食料を大量に入れたバックパックが重くて沼にはまる。
スポーツジムのインストラクターをしながら格闘家として活動している。

選手達それぞれの思い。

トップのアンドレスを追うのがスロベニアのミハとマテイ26歳だ。
スキーのクロスカントリーで培ったバランス感覚とスタミナが武器。
ストック裁きが冴える2人はレース中、共に行動する。

やがてスタートから飛ばしたアンドレスを抜き去り初日トップでゴール。
後続のランナー達はあまりの暑さでダウン。
常にジャングルで活動する為、かなり疲労する。

そんな中、元気に進むのはアルゼンチンのルイス64歳。
今大会最年長選手だ。
仕事だけで目標がなかった。
それまでと違う人生を生きたくて50歳超えてから走りだしたそうだ。

女性トップを走るラトビアのアルマ22歳は自然が好きだから走っているようだ。
その後、アルマを含むトップランナー達が道に迷う。
選手によっては1時間の足止めになった。

暑さと戦い続けたこの大会も間もなくゴール。

大会6日目は夜中のアマゾン川の中を進む。
ピラニアやワニはいないんだな。
最終日は川沿いを走るが、ゴール間近とあって皆輝いている。

女性ランナーアルマも女性1位でゴール。
その後、日本人選手達も無事ゴール。



 2014年のレースの公式ビデオと参加者のブログ。



●Jungle Marathon 2014 Official Video
2014/12/09 に公開




●祝!世界一!Team AHO Jungle Marathon Challenge 2014
2014/10/22 に公開



【危険すぎる】ジャガーに注意!7日間の「ジャングルマラソン」おもしろ秘話
http://tabizine.jp/2015/02/01/27697/

◆危険度MAX!自分の命は自分で守る



「ジャングルマラソン」という、その名のとおりジャングルの中を進む型破りなレースがあります。スタート10分で蜂の大群に襲われ、脱落者が続出するなんてこともあるくらい、予測不可能なことのオンパレード!

2014年10月にこのマラソンに出場し、日本人の最高記録を打ち出した若岡拓也さんにお話をうかがいました。

若岡さんは、スタート直前にスタッフから、コース内にいるかもしれない危険な生き物とその対策を、ざっくりとこう伝えられたそうです。

■タランチュラ・サソリ 危険度★
→毒を持っているので刺されたら危険だが、小さいし動きも遅いから、手で払えば大丈夫。


■毒ヘビ 危険度★★
→出会い頭に注意。

■ワニ 危険度★★★
→小型のワニが生息しているから注意。

■ジャガー 危険度★★★★
→自分より大きいものには襲ってこないので、複数名でいる場合はよりそって体を大きく見せること。
 1人でいる場合はしゃがまずに立ち上がること。

 <<略>>





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2016年10月19日水曜日

スニーカーで走った15km:1時間30分29秒

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  日の出がどんどん早くなってきている。 
 いまは5時に起きて、5時半ころスタートということになっているが、ちょっと前までは起きた時窓の外をのぞくと暗かった。
 しかし、いまは明るくけばけばしい。
 スタートするころは陽は十分に上っており、ギラギラと照りつける。
 光はそうだが、肌を刺すような熱はまだない。
 気温も低いし、走るにはまだ十分に条件はいい。
 地面が熱を持つようになると、わずかな陽の光だけでも気温は上昇し、皮膚は悲鳴をあげるようになり、走り終わると腕にはざらざらと塩の粉が吹き出ている。
 そんな季節はもうそこまできているように思う。

 準備体操を終えてさてスタートと思ったが、何かおかしい。
 すぐに分かった。
 靴がランニングシューズではないのである。
 普段に履いているスニーカーである。
 家を出るとき気なしに履いてきてしまったのである。
 どうする?
 履き替えに帰るか、いや、このシューズで走ることにする。
 実をいうと以前に1度だけだが同じことを経験している。
 「アレ!」と思ったらスニーカーであったという経験である。
 帰るのもめんどくさいし、まあ、走れるところまで走ってみようとスニーカーでランニングを実行したことがあるのである。
 どのくらい走ったかは記憶にない。
 しかし、大きな支障もなく走れたことは記憶している。



● ランニングシューズを忘れてスニーカーで走った

 よって今日は2度目になる。
 ゆるゆるのヒモをしっかり締めなおす。
 スタートする。
 少々足の感触は違うが、慣れれば問題ないだろう。
 大きく異なるところは、スニーカーはクッションが固いということである。
 ランニングシューズは地面からの反力をうまく吸収してくれる。
 スニーカーはそれが弱く結果として足に響く。
 といっても、これもニューバランスの製品で足にやさしいし、疲れも少ないし、まして走っていて靴づれを起こすような心配はない。
 まずは少し弱めに入って、様子をみながら上げていく。
 底が固いせいか「走ってる!」という感覚がある。
 「おーおー走ってるぞ!」「足がかろやかに動いているぞ!」といった感じである。
 とはいっても、スピードはあまり上がっていないのである。
 つまり感じとして、走っているという実感があるのである。
 3\kmの半ばころから、このままいくと5kmで30分は切れないかもしれないと思うようになる。
 足が少し重いのである。
 シューズの違いからくる疲れなのであろう。
 意図的にスピードアップをかける。
 行かれるとこまで行く、ということに決めるしかない。
 底が固い、反力があるというのは足に負荷がかかるが、短い距離なら心理的に地面との直接対話ができる、そんな感じになる。
 10kmほどでもそれほどのこともない。
 キロ3分台のアスリートならいざ知らず、6分を目標にする老体にはその程度のことであろうと思う。
 しかし、10kmを超えると影響が出てくるだろうことはわかる。

 前回より30秒ほど遅れで5kmを通過する。
 貯金は17秒である。
 このままいって10kmでそこそこの預金をつくれれば、今日もキロ6分=1時間30分で行かれるかもしれない、と思う。
 スニーカーによるダウンを30秒とすると、50秒くらいの預金(10kmを59分10秒で)がほしい。

 10km通過の預金は20秒ほど。
 この預金だとランニングシューズならキロ6分でぎりぎりいくかもしれない、というところになる。
 スニーカーでは無理。
 ということは目標は1時間30分30秒になる。
 ラスト5kmでガタンと落ちても30分台ではまとめきれるだろうと思う。
 
 15kmのゴールは「1時間30分29秒」でぎりぎりであった。
 終盤の5kmは30分50秒かかっている。
 もし仮にランニングシューズだったら、キロ6分でいけただろうか?
 おそらく行けたと思う。
 


【 15km 1時間30分29秒 キロ6分02秒】
5km    29:43     29:43
10km   29:56    59:39
15km   30:50   1:30:29


【前回 10月12日 15km 1時間29分13秒 キロ5分57秒】
5km    29:12     29:12
10km   29:42    58:54
15km   30:19   1:29:13



【補】
 夜になって右膝に痛みが出た。
 明らかにスニーカーによってかかった負荷によるものである。
 サポーターをつけて少し安定させた。
 ときどき痛みが襲ってきて寝たり起きたりになる。
 しかし、そのうち眠りに落ちた。
 朝、目が覚めると痛みは消えていた。

 これで終わったかなと思ったが、そうはいかなかった。
 夕方になると右膝の上10cmくらいの右側部処にビリビリと痛みが走るようになった。
 これまでとは異なったところの筋肉あるいは神経がスニーカーでの走りで揺さぶられたのであろう。
 ここは膏薬が貼れるので抑え込めるとおもうのだが。






【 南のおーきな島・小粒な大陸 】






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2016年10月12日水曜日

まだまだ走れるキロ6分 15km走:1時間29分13秒

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● ばあさんのケツがでかい!

 5時半では朝日は昇り切っている。
 日射しだけはギラギラである。
 3,4日前に昼間、最高気温が30度まで行った。
 扇風機を出して、パジャマは夏用に換えた。
 でもそれ一日で、その後は下に戻った。
 今日も気温は定常である。
 風は北風微風で支障はない。

 前回は重かった身体だが今日は軽い。
 初めの600mは身体に合わせて走る。
 それを過ぎると徐々にスピードを上げていく。
 1kmを6分09秒で通過。
 6:10で通過が目標である。
 それより速いと調子はグー、遅いとウーンとなる。
 ほぼそのタイムなのでこれも定常である。
 2kmを通過して額は汗で濡れてくる。
 でも3kmを通過すると陽は雲間に入る。
 3.2kmで北の折り返しを回る。
 3.5kmあたりになる脇の遊歩道から出てきたオッサンの後ろにつく。
 せいぜい5m位の差。
 引っ張ってもらおうと思ったが遅い。
 これではタイムがかせげない。
 抜かしてしまう。
 ところがしばらくすると、オッサンが軽い調子で抜き返していった。
 遅かったのは走り始めで体を慣らしていたせいなのかもしれない。
 またところがである。
 しばらく行くとオッサンのスピードが急激に落ちた。
 まるで私に先に行け、と誘っているようである。
 ならばと、抜かして行く。

 5kmは「29:12」である。
 速い。
 あきらかにオッサンに引きづられている。
 これで勝負あかったかと思ったが、そうは問屋が降ろしてくれない。
 6km手前であっさり抜かされ、あとは差が開くばかり。
 50mくらい離された。
 7km手前でまたオッサンのスピードが落ちた。
 どうも安定していない。
 グーンと詰めていった30mぐらいまでになった。
 このままいけば、また抜かすことができるだろうと思った。
 だが、オッサン私の追撃を感じたのか、一気にあげる。
 余力はじゅうぶんなのである。
 アレヨと思う間に100m、150mとなり8km手前では姿を見失った。
 オッサン、私をおちょくっているのか!!
 それだけの走力があるなら、私に2度まで抜かされる演技はするな!
 
 10kmまでの5kmは「29:42」で、通過タイムは「58:54」で1分以上の貯金である。
 これならキロ6分=1時間30分は確実に切れることになる。
 調べてみたがこの3ケ月間で10kmを58分台で走ったことはない。
 やっぱりオッサンからパワーをもらっているようだ。
 中盤の5kmと終盤の5kmを比べると、やはり急激な落ち込みがある。
 でも40秒以上の落ち込みは最もタイムの悪かったときの77秒を除けば、前回の44秒遅れの1回しかない。
 1分の貯金があればゆうゆうである。

 5kmスプリットの最終ステージである。
 「30:19」かかったが、貯金がものをいって1時間29分13秒。
 非常にいいタイムでキロ6分を切ってフィニッシュした。



【 15km 1時間29分13秒 キロ5分57秒】
5km    29:12     29:12
10km   29:42    58:54
15km   30:19   1:29:13

【前回 10月05日 15km 1時間29分24秒 キロ5分58秒】
5km    29:48     29:48
10km   29:26    59:14
15km   30:10   1:29:24

  日射しは12km過ぎに3分ほど出たが、問題にはならなかった。
 まだまだキロ6分で走れるということのようである。





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2016年10月8日土曜日

驚きの「よみがえり体操」:こんな簡単な体操で腰痛が治っちゃうの?

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 「よみがえるーよみがえる さざ波のように!」
って歌ありましたね。
 腰痛って結構きついんです。
 腰痛に一番いけないのがゴルフ。
 一番いいのが水泳。
 私はゴルフはもともとしないし、残念ながら泳げない。
 つまり不可もないし、ついでに可もない。
 でも、ときどき腰痛には悩まされる。
 腰が立たない。
 腰を押さえてヨッコラショ、となる。
 歳ですからしかたがないことですが。
 腰を鍛える方法、ってあるのでしょうか。 

 走っていることで糖尿病は回避していますが、アルツハイマーはどうでしょう。
 「ボケ老人」とよく回りから言われていますが。
 もしかしたらボケ防止対策で、これを書いているのかもしれません。
 キーボードを打つというのは結構ボケ防止には役立つらしい。
 でも本格的に習ったのではないから、片手打ちですが。
 ということは、使っていない左片半身はボケになるかも。
 「片半身ボケ」っていうのあるらしいですよ。


現代ビジネス 2016/10/08 鄭 信義
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/49840

こんな簡単な体操で腰痛が治っちゃうの? 
驚きの「よみがえり体操」
プロの整体師が教えます
 
年齢とともに弱っていく足腰…。
そんな誰もが抱える悩みを画期的な運動で改善します。
その名も「よみがえり体操」。
今回は整体師・鄭信義さんの著書『奇跡の腰浮かせ』の中から整体師の「よみがえり体操」をご紹介します。
腰痛や膝痛に悩んでいるあなた、必見です!

■足腰を鍛えつつ、痛みも改善できる

 腰を浮かせるだけの「よみがえり体操」を考案したきっかけは、高齢者の寝たきり予防が目的でした。
 高齢になると身体を動かさない人が増えますが、
 身体は意識して動かさないと次第に動けなくなってしまいます。
 そこで試行錯誤して生まれたのが、とっておきのこの運動です。

 「よみがえり体操」は椅子に浅く座った状態から、腰をちょっと浮かせて、腰を元の位置に戻すのを繰り返すだけという、とても小さな動きのシンプルな運動です。
 そのため、高齢者でも面倒くさがり屋さんでも無理なく、らくらくできます。



 このように誰でもできて世界一簡単な運動なのに、その効果は正しいスクワットに相当するほど大きいのです。
 なかでも、足腰を鍛える効果と慢性の痛みを改善する効果は顕著であり、考案した僕でさえ驚くほどでした。

 高齢者では足腰を鍛えることは転倒予防につながります。
 転倒を予防することはとても大事で、寝たきりも防げます。
 結果として認知症の予防にも通じます。

 腰を浮かせるだけの「よみがえり体操」なら、正しいスクワットと違って後ろに転倒する心配がありませんから、足腰の弱った人でも安心して鍛えられます。
 さらに、膝関節に負荷(圧力)がかからないので変形性膝関節症の人でも痛みなく鍛えられます。

 また、最近は高齢者だけでなく20代の若者や30代の働き盛りでも、慢性の腰痛など下半身に痛みを抱えた人が急増しています。
 「痛みがあるから運動しない」という人は多いのですが、
 じつは運動したほうが慢性の痛みは改善します。
 「よみがえり体操」は決して高齢者だけに効果があるわけではありません。
 若い世代にも効力を発揮しますから、腰などに慢性痛のある人はぜひ行ってみてください。
 今は痛みがない人でもこの運動を習慣にすれば、足腰が鍛えられるので疲れない身体をつくれます。

 いかがですか? 
 ここまで読んだみなさんなら、今すぐ「よみがえり体操」をやってみたいと思ったのではないでしょうか。
 今回は、とにかくその効果を実感していただけるように、「よみがえり体操」の効果の秘密とやり方について、具体的に紹介していくことにしましょう。



■腰痛で悩んでいませんか?

 あなたは慢性の腰痛、股関節痛、膝痛などで悩んだ経験はありませんか?
 もしかしたら、今、まさに痛みに顔をゆがめているかもしれませんね。
 そうであれば、「よみがえり体操」を始めてください。
 腰や股関節、膝などの慢性痛の改善に効果がありますから、痛みがうそのようにらくになります。

 さて、「よみがえり体操」についてお話しする前に、ぜひ知っておいていただきたいことがあります。
 それは、「なぜ、痛くても運動したほうがいいのか」という、運動の必要性についてです。
 私たちの身体の運動機能をつかさどっているのは骨、関節、筋肉です。
 残念なことに骨、関節、筋肉は、加齢によってさまざまな老化現象を引き起こします。
 その中でも、筋肉にスポットを当ててみましょう。
 筋肉は、加齢とともに筋力の低下が起こります。
 筋力が低下すると日常生活でできないことが増えたり、慢性的な痛みが発症しやすくなります。

 最も身近でわかりやすい例は足の筋肉です。
 足の筋力が低下すると大股で歩けなくなり、歩くスピードも遅くなります。
 50歳以上の人では、実感しているのではないでしょうか。
 また、腰や足などに慢性の痛みが出るのも老化が一因です。
 筋力の低下予防には、今ある筋肉量を減らさないことが重要です。
 そのためには筋肉を鍛えるしかありません。
 そして、筋肉を鍛えるには、運動が不可欠なのです。

 ですので、筋力の衰えを実感しやすい50歳からの慢性痛には、「痛いから動かさない」のではなく、「痛いからこそ運動する」という考え方を身につけてください。
 では、どんな運動でもすればいいのかといえば、それは違います。
 大事なのは慢性痛を引き起こしている部分に負担をかけない運動を選ぶことです。
 僕が「よみがえり体操」をおすすめする理由はここにあります。

 この運動は、腰や膝に負担をかけずにできますから、痛みが強くなるような心配はありません。
 むしろ、運動によって、慢性痛を引き起こしている原因周辺の筋肉が鍛えられますから、身体を支えられるようになり関節の負担も減って痛みがどんどん軽減します。
 しかも、最新の研究では、長引く慢性痛の原因は脳にあることもわかってきました。
 身体に痛みがあると神経から脳に伝わりますが、脳には「痛みの回路」を鎮める仕組みもあります。
 しかし、「もっと痛くなったらどうしよう」などと痛みへの強い恐怖心が起こると、次第にこの仕組みが働かなくなってしまいます。
 すると、本来の痛みはおさまっているにもかかわらず痛みを感じるため、身体を動かさなくなります。

 慢性痛には、このような「幻の痛み」があります。
 そこで「痛みの回路」を鎮める仕組みを再稼働させるには、脳のリハビリが必要になります。
 「よみがえり体操」なら痛みが強くなるようなことはないので、脳のリハビリにもぴったりです。
 身体を動かしても痛くならないという安心感が痛みの恐怖を取り除き、慢性痛は改善します。

 また、今は痛みがない人でも、運動を生活習慣の中に取り入れることはとても大事だと考えています。
 いくつになっても颯爽と歩きたいなら、今すぐ筋力アップを始めましょう。
 筋力をアップさせるには筋肉を鍛えて増やさなければなりません。
 それにも「よみがえり体操」は有効です。
 筋肉量が増えるだけでなく、骨量が増えたり、関節がスムーズに動くようになる効果もあります。

■「スクワット」は危険⁉



  一般に、太ももの前側の筋肉「大腿四頭筋」を鍛えるのに効果的な運動としてよく知られているのは、「スクワット」と呼ばれる屈伸運動です。
 スクワットは別名「キングオブエクササイズ(筋力トレーニングの王様)」といわれています。
 なぜ、筋トレの王様なのかといいますと、身体の約70%の筋肉が下半身に集中していて、スクワットはその下半身のほぼすべての筋肉が鍛えられるからです。
 正しいスクワット15回は腹筋500回の運動量に相当するともいわれています。

 筋力アップや体力づくりのために、ご自分流のスクワットを日課にする有名人はたくさんいます。
 舞台の上でやる「でんぐり返し」が人気を呼んだ女優の森光子さんは、健康管理のために朝晩スクワットを行っていたそうです。
 女優や司会者として知られている黒柳徹子さんも、寝る前に必ずスクワットを行っているとご自分の番組で話していました。
 歌手の八代亜紀さんはスクワットを1ヵ月間続けたことで、ウエストが8㎝も細くなり、体重も3㎏ほど落ちたそうです。
 女優の吉永小百合さんもスクワットを日課にしていると、記事などで読んだことがあります。

 モデルさんが、お尻のキュッと上がった美しいプロポーションをつくるために、エクササイズにスクワットを取り入れているのはいうまでもないこと。
 スポーツ選手がパフォーマンスを向上させたいときにもスクワットは必須です。
 また、筋トレの本には必ずスクワットの情報があります。
 スクワットは下半身の筋力アップだけでなく、スタイルアップやパフォーマンスのアップ、さらにはむくみの解消などにも効果を発揮する万能なトレーニングですから、人気があるのもうなずけます。

 しかし、正しいスクワットを行うには、
 「立った姿勢からお尻を出しながら腰をグーッと深く落とし、元の立った姿勢まで戻す」
のが基本です。
 相当ハードな運動なので、一般の人が正しく行うにはかなりの体力と筋力が必要です

 間違えたやり方のスクワットでは、いくら回数を多くやっても、長期間やっても、効果は期待できません。
 たとえば、腰を落としたときに膝がつま先より前に出る人は多いのですが、これは膝や腰を痛める原因です。
 鍛えていると思っても悪影響を及ぼすことがあるので要注意です。

 また、すでに筋力が低下した人には、適した運動とはいえません。
 むしろ転倒する危険があります。
 足腰を鍛えようとして転倒、骨折し、結果として足腰が弱ってしまったり、寝たきりや認知症になるようでは、まさに本末転倒です。
 それを証拠に、病院や医療機関、施設などのリハビリなどではあまり取り入れられていないのが実情です。

 でも、「よみがえり体操」ならやり方を少し変えるだけで、正しいスクワットとほぼ同じ効果を得ることができます。

■歩行に必要な筋肉が丸ごと鍛えられる

 僕が考案した「よみがえり体操」は、筋力の低下した高齢者でも安全にできて、スクワットのように太ももの前側を効率よく鍛えられます。
 筋トレですが、つらい動作はいっさいありませんから、誰にでもらくらくできます。


 この図は「よみがえり体操」の動きを表したものです。
 正しいスクワットと比べてみてください。
 一目瞭然で、動きがとても小さいことがわかります。
 椅子に浅く座った姿勢から腰を浮かせるだけで、立ち上がる必要はありません。

 たったこれだけでいい、世界一簡単な運動ですから、誰でもらくらくできます。
 膝がつま先よりも前に出ることはありませんし、体幹(胸、腹部、背中、腰、臀部などの体の根幹となる部分)が安定しているので、後ろに転倒する心配がありません。
 足腰の弱った人でも安心してできます。
 しかも、正しいスクワットと違って腰を深く落とさなくていいので、膝関節に体重がのりません。
 そのため膝関節にほとんど負荷がかからず、変形性膝関節症の人でも痛みなく筋トレできるのです。

 本来、弱った筋肉を効率よく鍛えるには小さな負荷の運動を何十回も繰り返すことが有効だといわれています。
 「よみがえり体操」は腰を浮かせるだけの運動を30回×3セット繰り返すだけですから、理に適った運動です。
 筋肉を鍛える効果では正しいスクワットに負けないことは、当院の患者さんも実証してくれています。
 また、超ご高齢で筋力がかなり低下した人でも心配はご無用です。
 テーブルなどに手をついて行えば、転倒することはないので安心して行えます。

 ぜひ、みなさんの生活習慣の一つに取り入れることをおすすめします。


● 腰を一瞬浮かせるだけで、転ばない体になる、膝・腰の痛みが取れる!「よみがえり体操」を解説します。

鄭 信義(チョン・シニ)
1982年、兵庫県に生まれる。整体師。「リラクゼーションサロン 御影フィール」院長。指圧師に師事した後、専門学校にて学術的な知識を深める。さまざまな店舗で店長を務めながら、専門学校で非常勤講師としても活躍。「ストレスの緩和」を目的としたリラクゼーションサロンを神戸市に開院し、14年間で2万人以上の施術をしている。東京や海外からも患者が押し寄せ、常に1年以上先まで予約が埋まるほどの人気。現在は高齢者の寝たきりの予防、終末ケアなどにも取り組んでいる。真宗大谷派僧侶。著書に『“スマホ首”があらゆる不調を引き起こす! 30秒ストレッチで簡単改善』(講談社)、『30秒ストレッチで楽になる! スマホ首のほぐし方』(宝島社)がある。




●【筋トレ】スクワットの正しいやり方とよくある間違いを詳しく解説!
2013/11/14 に公開
代謝を上げ、ダイエットに最も効果的な筋トレであるスクワットですが、間違ったやり方でやると、全然効果が出ません。正しいスクワットのやり方とポイントをおさえて、効率的で効果的な筋トレをしましょう!



●【筋トレ】スクワットの正しいやり方とよくある間違いを詳しく解説!
2013/11/14 に公開
代謝を上げ、ダイエットに最も効果的な筋トレであるスクワットですが、間違ったやり方でやると、全然効果が出ません。正しいスクワットのやり方とポイントをおさえて、効率的で効果的な筋トレをしましょう!


 スクワットをやりますか、それとも蘇り体操をやりますか。
 ちょっと試してみました。
 腰というより腰と背中との間の筋肉を鍛えるようですね。


Record china配信日時:2016年10月8日(土) 16時50分
http://www.recordchina.co.jp/a152056.html

ボクシングや乗馬より危険、
「最もけがしやすいスポーツ」はあの球技だった―英調査

  2016年10月3日、けがをしやすいスポーツと言えば、ボクシングや乗馬を思い浮かべる人も多いだろう。
 だが英国の医療グループ、ベネンデンの調査によると、けがをする確率が最も高いスポーツはサッカーで、ランニングがこれに続くことが判明した。
 新浪体育が伝えた。

調査によると、けがをする確率は
★.サッカーが18.9%と最も高く、
★.2位のランニング(9.4%)の約2倍、
★.3位のラグビー(4.9%)の約4倍
という結果が出た。
 サッカーはプレー中に足をひねったり脳しんとう起こすケースがみられる。

 以下、
 自転車(4.5%)、
 水泳(3.2%)、
 重量挙げ・フィットネス(3.0%)、
 テニス(2.8%)、
 武術(2.8%)、
 乗馬(2.6%)
と続き、中国人に愛好者の多い
 バドミントンは2.3%
だった。


 ランニングで怪我するというのは転倒するということなのだろうか。
 また、水泳で怪我するというのもわかりにくい。
 おそらくつい無理をしてしまう、ということなのだろう。
 つまり心理的に身体に負担を大きくかけるということになるのだろう。
 



【 南のおーきな島・小粒な大陸 】





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2016年10月5日水曜日

10月に入ったのだがまだキロ6分で走れるようだ 15km走:1時間29分24秒

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10月に入った。
もうキロ6分を狙うのは難しいだろう。
目標は限りなくキロ6分にとどくように走ること、
になる。
 5時半丁度にスタートしたが、今日は快晴雲ひとつなく朝日が照りつける。
 でも気温jは低い。
 風もない。
 帽子を斜めにかぶって日射しを避ける。
 1kmはいつもより数秒遅い。
 いつもは2kmでわずかであるが貯金しているのだが、今日は12分をオーバーしている。
 身体が重たい。
 このままいくと5キロで30分は切れない。
 まあしかたがないだろう。
 やはり10月はそれなりの季節だということである。
 北の折り返しの手前で女性ランナーとすれ違う。
 折り返すと遠くにその姿が見える。
 折り返しポイントは3.2kmになる。
 その差は100m少々か。
 さほど速くはない。
 私と同じくらいか。
 5km地点まででどれくらい縮められるか。
 スピードがのらいない時は先行するランナーに引っ張ってもらうのがいい。
 と言ってもあまりに距離が開いているので、彼女には引っ張っているという意識はないだろうが。
 マラソンのテレビ中継などでは40秒以上離れてはいけないという。
 背中が見えなくなると追いかける意欲が消えてしまうからだという。
 マラソン選手で40秒は200mになる。
 私のようにキロ6分だと100mは36秒になる。
 ということは40秒以上は離れていることになる。
 背中を見据えて追いかける。
 少しづつだが背中が大きくなってくる。
 
 5kmポイントを通過する。
 その差は60mくらいか。
 ここは遊歩道に50mごとの表示があるのでほぼ正確にわかる。
 この2キロ弱で半分に詰めたことになる。
 5kmは「29:49」
 ということは30分を切れた。
 身体はこの走りで軽くなってきている。
 このリズムでいけば、10kmで貯金が増やせることになる。
 とすれば総合でキロ6分を切れることになる。
 額には汗が浮いている。
 でも垂れ落ちるほどではない。
 このままいけば7kmあたりで彼女に並ぶことになるのだが。
 6kmで40mほどになった。
 だが、ここから全くつまらない。
 逆に時々引き離されるようになる。
 差が大きくなったと思ったときは、意識して追うようにする。
 これきついが、引っ張ってもらうということはそういうことである。
 しかし、8kmで彼女は別のコースへと別れていく。
 ついに40mほどの差は縮まらなかった。
 10kmまであと2km。
 このバトルもどきで足が動くようになっている。
 このままのペースを保てれば10kmの貯金が溜まってくる。

 10kmは「59:14」である。
 まさに彼女サマサマである。
 この5kmスプリットは「29:26」、走れた!、といった感じになる。
 約45秒の貯金ができた。
 身体は動いているし、疲れでペースダウンしても1時間30分は切れそうである。
 6時半で気温はまだ上がってこない。
 目に日射しが入らないように帽子で影を作る。
 目から疲れを感じることは度々ある。
 アレ!と思う。
 後ろに足音である。
 スーと抜いていった。
 前回のオッサンである。
 今日は手も足も出なかった。
 追いかけることもできなかった。
 走るたびに差が開いていった。
 「オッサン、速いじゃん!、先週のアレは私をバカにしたのか!」
 オッサンが折り返してきてすれ違ったが、顔も見たくなかった。
 ラスト2kmでまだ30秒の貯金が残っていた。
 キロ6分はもらった、である。
 
 フィニッシュは「1:29:24」で、前々回と同じタイムになる。
 10月に入り、そして走り始めたときの身体の重さからは考えられないタイムである。
 あの、女性に感謝感謝である。
 
● やはり10月、朝7時で朝日がギラギラになってきている


【 15km 1時間29分24秒 キロ5分58秒】
5km    29:48     29:48
10km   29:26    59:14
15km   30:10   1:29:24

【前回 9月28日 15km 1時間30分08秒 キロ6分01秒】
5km    29:54     29:54
10km   30:14   1:00:08
15km   30:00   1:30:08

【前々回 9月22日 15km 1時間29分24秒 キロ5分58秒】
5km    29:25     29:25
10km   29:43    59:08
15km   30:16   1:29:24




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