● ばあさんのケツがでかい!
5時半では朝日は昇り切っている。
日射しだけはギラギラである。
3,4日前に昼間、最高気温が30度まで行った。
扇風機を出して、パジャマは夏用に換えた。
でもそれ一日で、その後は下に戻った。
今日も気温は定常である。
風は北風微風で支障はない。
前回は重かった身体だが今日は軽い。
初めの600mは身体に合わせて走る。
それを過ぎると徐々にスピードを上げていく。
1kmを6分09秒で通過。
6:10で通過が目標である。
それより速いと調子はグー、遅いとウーンとなる。
ほぼそのタイムなのでこれも定常である。
2kmを通過して額は汗で濡れてくる。
でも3kmを通過すると陽は雲間に入る。
3.2kmで北の折り返しを回る。
3.5kmあたりになる脇の遊歩道から出てきたオッサンの後ろにつく。
せいぜい5m位の差。
引っ張ってもらおうと思ったが遅い。
これではタイムがかせげない。
抜かしてしまう。
ところがしばらくすると、オッサンが軽い調子で抜き返していった。
遅かったのは走り始めで体を慣らしていたせいなのかもしれない。
またところがである。
しばらく行くとオッサンのスピードが急激に落ちた。
まるで私に先に行け、と誘っているようである。
ならばと、抜かして行く。
5kmは「29:12」である。
速い。
あきらかにオッサンに引きづられている。
これで勝負あかったかと思ったが、そうは問屋が降ろしてくれない。
6km手前であっさり抜かされ、あとは差が開くばかり。
50mくらい離された。
7km手前でまたオッサンのスピードが落ちた。
どうも安定していない。
グーンと詰めていった30mぐらいまでになった。
このままいけば、また抜かすことができるだろうと思った。
だが、オッサン私の追撃を感じたのか、一気にあげる。
余力はじゅうぶんなのである。
アレヨと思う間に100m、150mとなり8km手前では姿を見失った。
オッサン、私をおちょくっているのか!!
それだけの走力があるなら、私に2度まで抜かされる演技はするな!
10kmまでの5kmは「29:42」で、通過タイムは「58:54」で1分以上の貯金である。
これならキロ6分=1時間30分は確実に切れることになる。
調べてみたがこの3ケ月間で10kmを58分台で走ったことはない。
やっぱりオッサンからパワーをもらっているようだ。
中盤の5kmと終盤の5kmを比べると、やはり急激な落ち込みがある。
でも40秒以上の落ち込みは最もタイムの悪かったときの77秒を除けば、前回の44秒遅れの1回しかない。
1分の貯金があればゆうゆうである。
5kmスプリットの最終ステージである。
「30:19」かかったが、貯金がものをいって1時間29分13秒。
非常にいいタイムでキロ6分を切ってフィニッシュした。
【 15km 1時間29分13秒 キロ5分57秒】
5km 29:12 29:12
10km 29:42 58:54
15km 30:19 1:29:13
【前回 10月05日 15km 1時間29分24秒 キロ5分58秒】
5km 29:48 29:48
10km 29:26 59:14
15km 30:10 1:29:24
日射しは12km過ぎに3分ほど出たが、問題にはならなかった。
まだまだキロ6分で走れるということのようである。
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