● 「どぶろく」というとアルコール度の高い手作り酒と思ったら、なんと5%という。
アルコール度の低い梅酒に近い。おいしいのでグイグイいってしまう。
ちなみに、このお酒、発売元の吉久保酒造の製品ラインナップには出てこない。
出てくるのはマッコリ。
マッコリは韓国のドブロクなので、マッコリからドブロクにしたのでしょうか。
「うさぎのダンス どぶろく」で検索してもヒットしなというのは不思議。
最近はビールが落ち込み、いろいろなお酒が出まわっているようである。
健康マラソンである。
週一回、15kmを走るというのがヘルシング・ランである。
とはいえ、走ればいいタイムは欲しい。
タイムが出るのは冬場しかない。
夏場はタイムより日射しとの体力勝負になる。
汗の量との戦いでもある。
よってこの冬場に問題なくだせるであろうと思っていたのがキロ6分の1時間30分。
ところがやってみたら1分も遅れてしまった。
2回目はそこそこだがわずかに足らない。
そして3回めにしてやっとこさ1時間30分を切れた。
8月に入り冬場も今月限り。
まずは冬場イッパイはキロ6分で走り続けたいというのがタイムに対する欲望である。
今日は雨上がりなのででおそらく呼吸は軽いはずである。
気温も低く、曇天模様で、微風という最高の気象条件。
こんな状況でタイムが出なかったら以降は期待できない。
はじめの5kmは30分ほどで予定通りであった。
このタイムなら次の5kmはタイムを充分稼げるはずである。
だが、そうはいかなかった。
10kmで、この間の5kmは30分弱である。
体調をはじめとして条件は実にいいのにタイムが上がってこない。
たった3秒の貯金しかできていない。
過去3回の結果を見る通り、最後の5kmは必ず中間の5kmより悪くなる。
とすれば、まず平均でキロ6分を切るという目標は絶望的になる。
足は動くし、体もさほどダメージをくらっているわけではない。
17kmを過ぎて足を必死に動かした。
それでもそれでも18kmまではほぼキロ6分しかいかない。
ラスト2kmが勝負になる。
気を抜いたら落ちる。
ガムシャラに近い走り方になる。
時計を見る余裕もない。
普段ならここまでは体も足も持たないのだが、しかし今日は伸びている。
ガムシャラに走れている、ということである。
やはり今日は気象条件がいい。
やっとラスト500mで時計を見た。
充分にキロ6分を切っている。
間違いなく1時間30分を切れると確信する。
ラスト300m、前回同様に突っ走る。
ゴールして時計をみたら、この5kmをなんと「29分16秒」で走ったことになっている。
信じられないことであるが終盤の5kmでこんな記録が出るとは、驚きである。
「1:29:19」が記録になる。
勝因はなんといっても天候だろう。
無理に無理を重ねることができる気象条件であったということにつきる。【15km 1時間29分19秒 キロ5分57秒】
5km 30:05 30:05
10km 29:58 1:00:03
15km 29:16 1:29:19
【前回 7月27日 15km 1時間29分44秒 キロ5分59秒】
5km 30:12 30:12
10km 29:28 59:40
15km 29:44 1:29:44
キロ6分というのは大した記録ではないが、健康マラソンという言い訳で走っている少々老いた私には見事な記録なのである。
【 南のおーきな島・小粒な大陸 】