2016年9月12日月曜日

インターネット不通:「老人オタク」から抜け出せる日なのだが

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 一昨日(土曜日)の午後2時過ぎに停電があった。
 家にいてもしかたがないのでオーストラリアフェアーに出かけた。
 しばらく時間を潰して帰ってきたが、復旧していない。
 1時間ほどして元に戻った。
 やれやれと思ってインターネットを繋げたら、上のメッセージである。
 夜は面倒なので近くのスシトレインに行ってしまった。
 帰ってきてやってみたが、やはりつながらない。
 「まあ、いいわ! 明日ならつながるだろう」
と寝てしまった。
 
 昨日(日曜日)の朝、もう大丈夫だろうと思ってやってみたが、相変わらず不通。
 日記の書き込みはこうなっている。

 相変わらず「Telstra Gateway Max    Your WAN connection is down」の表示が出る。
 調べてもらったら、Telstraの公式サイトによると復旧は水曜日の6時だという。
 公式サイトに出ているということは、影響はものすごいことになる。
 昨日・今日はいいが、明日から月曜日であるから、明日明後日の2日はとんでもないことになるのではないか。
 これ相当におおがかりのようだ。
 テレストラのインターネット設備の総入れ替えが行われるということになるかもしれない、などと考えている。
 交換する設備をどこからか調達して運んできて旧施設を撤去して、新しいものに入れ替える、といったことになぬのかもしれない。
 そうでもなければこんなメッセージはでないだろう。

 ところが、昼ごろ家内曰く。
 「そういえば8月に、何かtelstraから ”sorry”って連絡がきていたが、このことかしら」
という。
 これだけのことが起こるということは突発的ではなかったということである。
 電話は家内名義になっており、iPhone は彼女がもっていて、連絡はそちらへいく。
 料金請求も家内のサイトに送られてきて、それを私に転送してくる。
 そして私が払うことになる。

 よって昨日は一日インターネットなしで読書に励んだ。 
 月曜・火曜もインターネットが不通になるということは、しばらくインターネットから開放されるということである。
 どうもインターネットがあると、それにかかりっきりになる。
 この吸引力はすこぶる大きい。
 ということは「引きこもり老人」となり、「老人オタク」になってしまうということである。
 ときどき、肉体的・精神的健康のために「インターネットの無い日」があってもいいと思ったりもする。
 つまり、「お酒を飲まない日」があってもいい、と思うのと同じである。
 ちなみにいうと私は iPhone をもっていない。
 よって「ケータイおたく」にはなっていない。
 いまは街中が「ケータイおたく」、ここでは「アイフォンおたく」だが、が溢れている。
 誰でも、何処でも、ピコピコやっている。
 今やこの「ピコピコ現象」は歴史的社会風物詩になっている。
 
 さて、今朝(月曜日)起きて階下へいくと、パソコンの前にドッカリ腰を落ち着けた家内曰く、
 「インターネット、つながっているよ!」
と歓喜していた。
 「インターネットがないと、どうも一日物足りない」
と苛立っていただけに、この早期の復旧は「アリガタヤ」なのである。
 私はどうかというと、「どうでもいいや」である。
 おそらくきっとインターネットの誘惑にまけて、抜け出ようとした「オタク」に引き戻されてしまうことだろう。
 今日は家賃を支払わねばならない日である。
 これは間に合いそうなので、それだけはイイ事である。
 滞納なんてことはしたくない。





【 南のおーきな島・小粒な大陸 】



【道草】

●世界の村で発見!こんなところに日本人 オーストラリア最果ての島に住む日本人 160510

 「サースデイ・アイランド」とは「木曜島」のことで、この名前は司馬遼太郎ファンならおおかたの人が知っている。
 『木曜島の夜会』という小説があるのだ。


●オーストラリアとニューギニアの間にあるトレス諸島。その中のひとつ、木曜島では、明治時代から太平洋戦争前まで、海底にいる白蝶貝を採るために日本人ダイヴァーが活躍していた。サメの恐怖、潜水病との戦いに耐えつつ、異国の海に潜り続けた男たちの哀歓と軌跡から日本人を描き出した表題作他、歴史短篇三篇を収録。

昔読んだことがある。
もぐり(ダイバー)の話である。
この動画の人もその系樹につながる人たちになる。

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