2016年9月17日土曜日

霞むほどの汚染の中での北京マラソン&&モンゴルマラソンの賞品はラクダ

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 まあ走るのも大変ですね、中国は。
 マラソンの優勝賞品がラクダというのはイケる。
 ハーフマラソンでは馬だそうです。

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北京マラソン
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テレビ朝日系(ANN) 9月17日(土)11時54分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/ann?a=20160917-00000017-ann-int

霞むほどの汚染の中でマラソン大会 体、大丈夫?



 深刻な大気汚染が続く中国の北京で、恒例の国際マラソン大会が開催されました。

 36回目の今年は33カ国から約3万人が参加しています。
 スタート時のPM2.5の値は1立方メートルあたり80マイクログラム前後で、
 日本では外出を控える基準を超えていますが、
マスクをしたランナーはほとんどいません。

 参加するランナー:
 「走ると気持ち良いから(空気が悪くても)すべてを解決できる」
 「(こんな天気だと)選手たちの体への悪影響が大きい。
 しかし、走る時にはマスクを外すつもりだ」
 ネット上には
 「ランナーは走るPM2.5の吸引器だ。
 北京の空気の浄化に貢献することになる」
というコメントも寄せられています。





● 奇抜な衣装


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モンゴルマラソン
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人民網日本語版配信日時:2016年9月21日(水) 1時50分
http://www.recordchina.co.jp/a150832.html

持ち帰れない!
モンゴルマラソン優勝の日本人選手、賞品はなんとラクダ!―中国メディア



  このほど開催された第20回モンゴル国際草原マラソンで日本から参加した兵庫県加西市職員の大道さんが優勝した。
 大道さんが参加したのは走る距離が最長となる100キロ種目で、9時間57分をかけてゴールまでたどり着いた。
 長いレースの果てに勝ち取った賞品は、モンゴルならではのラクダ1頭!
 ラクダは大道さんによって「Go」と名付けられた。
 人民網が伝えた。

 ラクダは数日間水を飲まなくても砂漠を移動することができるので、この過酷なマラソン大会にうってつけの賞品と言えるだろう。
 しかし残念なことにモンゴルの家畜は日本に輸入することができないということだ。
 そこで大道さんはラクダの「Go」の世話を遊牧民に頼み、毎年モンゴルに会いに来ることを約束した。
 大道さんは
 「是非ともGoを日本に連れて帰りたいと思ったが、モンゴルに残る方がGoにとっては一番いいだろう」
と語った。

(提供/人民網日本語版・編集/TG)



●モンゴル国際草原マラソン2016 (20周年) スタート



【参考】


●2011/04/06 にアップロード



人民網日本語版配信日時:2016年10月4日(火) 1時10分
http://www.recordchina.co.jp/a151942.html

中国でジョギングブーム、
背後に大きな商業的価値―中国メディア

 ジョギングは今や世界中で大人気のスポーツだ。
 14億の人口を有する中国でも、ジョギングで体を鍛えることが徐々にブームとなっている。
 市場調査会社ニールセンが今年初めに発表したデータによると、中国の回答者の70%が「一番好きな運動はジョギング」と答えた。
 上海長距離走行協会が発表したデータによると、長距離走行レースに参加したことのある中国人は90万人を超えた。
 人民網が伝えた。

 ジョギング人気で、ジョギング消費も一層熱を帯びている。
 アリババ(阿里巴巴)体育集団が発表した今年上半期のネット通販サイトの天猫商城(Tmall)と淘宝(タオバオ)におけるスポーツ関連消費データでは、ジョギング消費は65億元(約987億円)に達し、サッカーやバスケットボールなどの人気スポーツのはるか上だ。
 それが中国のジョガーたちはウェア、シューズ、その他の消費財にかけたお金にすぎない。
 ここ数年、ジョギングのイベントがますます増加し、インターネット技術がますます発達するのにともなって、ジョギングから派生した産業チェーンもますます長くなっている。
 ここから、中国ジョギングブームの背後に巨大な商業的価値が潜むことがうかがえる。

▽中国でジョギングはなぜこれほど人気か

 中国人の生活レベルの向上にともない、健康に気をつける人がますます増えてきた。
 2011年には国内総生産(GDP)の1人当たり平均が5577ドル(約59万5396円)に達し、15年は8016ドル(約81万2662円)に増加した。
★.調査によると、平均GDPが5000ドル(約50万6900円)を超えた国ではジョギングをする人が大幅に増える。
 中国のジョガーは都市人口が主要な層で、これは都市に暮らす人々は仕事がハードで、生活リズムが目まぐるしく、体を鍛える時間が取れないという状況と大きな関係がある。
 ジョギングはどこでもいつでもでき、都市の人々のスポーツとして、ワークアウトとして、最適だものと言える。

 ソーシャルネットワーキング・サービス(SNS)の隆盛により、ジョギングは一部の人々の「見せたい」ニーズを満足させてもいる。
 ジョギングに関するすべてを友人と共有し、たくさんのジョガーが友人に「そそのかされて」ジョギングを始めたという。
 また、SNSは大勢のジョガーにとって走り続けるエネルギーを与えるものでもある。
 みんなが走っているのに、自分一人だけ走らずにいれば仲間に入れない。

▽長距離走行イベントがジョギング消費の「沸騰」を後押し

 走る人が増えれば、ジョギング消費が企業の金鉱脈になる。
 ジョギングアプリケーション「阿甘跑歩」(ランアゲイン)の共同創設者・蔡■(災の火が邑)さんは取材に答える中で、
 「目下、中国のジョギング消費の圧倒的多数は初歩的段階に集中している。
 ウェアを調達する、イベントに申し込む、他都市でのイベントに参加するために移動・旅行する、トレーニング商品を購入するというのが、消費の主な方向性で、中国人ジョガーはウェアの調達に一番お金をかけている」
と指摘した。

 スポーツウェアやスポーツ装備を購入するだけでなく、ジョガーの多くが自腹を切って他都市でのイベントに参加したいと考えており、そうなると参加費、移動の交通費、宿泊費がどうしても必要になってくる。
 「2015年中国ジョギング人口調査研究報告」によると、経験豊富なジョガーは他都市でのジョギングイベントに毎年平均3.7回参加し、そのための出費が3746元(約5万6897円)に上り、全体ではジョギングに毎年約6935元(約10万5334円)を使う。
 よくマラソン大会に参加するジョガーの90%が他都市での大会に参加したことがあり、海外での大会に参加したことがある人も9%いた。

 消費のバージョンアップにともない、「ジョギングプラス旅行」が徐々に人々の視界に入ってきた。
 河北省衡水市は2012年に第1回マラソン大会を開催したところ、観光収入が300%増加した。
 マラソンイベントが都市観光産業にもたらす巨大な推進力を意識する都市がますます増えている。

▽インターネットプラスでジョギング消費が2回目のバージョンアップ

 ジョギング関連アプリはジョガーになるための「標準装備」だ。
 14年に大規模な広がりをみせ、たくさんのソフトウェアが資金調達に成功し、創業段階のエンジェル投資、初期段階のAクラス投資、成熟段階のBクラス投資をそれぞれ獲得し、投資規模は1000万ドル(約10億1330万円)に達した。

 カード配り直しの時期を経て、ジョギング関連アプリはジョギング消費のより深い所に横たわる資源を発掘し始めた。
 蔡さんによると、
 「これまでのジョギング関連アプリは単にデータを記録したり共有したりするものに過ぎなかったが、
 今やネットユーザーはアプリを使ってオンラインやオフラインでのトレーニングプログラムを組む、スポーツ保険を購入する、各種ジョギングイベントに申し込むなど、さまざまなことができるようになった」
という。
 インターネットプラスの発展により、ジョギング消費の潜在能力が大いにかき立てられ、ジョギング消費は2回目のバージョンアップを遂げたのだ。

▽ジョギング消費はスポーツ産業の「豊かな鉱脈」

 国家体育総局がまとめた統計データによると、15年に中国でフルマラソンを完走した人はのべ30万人に達しなかった。10キロメートル以上の大会で成績を残し、週に1回以上走るという人も3000万人に満たなかった。
 先進国に比べ、中国ではジョギング習慣が日常に根付いた人の割合は依然低く、日本や米国などとは大きな開きがある。

 だが開きが大きいということは、発展の可能性も大きいということだ。
 調査によると、15年の中国のジョガーたちの平均消費額は3601元(約5万4695円)に上り、この数字に基づいて考えると、中国のジョギング人口が人口の10分の1に達すれば、ジョギング消費は少なく見積もっても5000億元(約7兆5943億円)に上る。ここから中国のジョギング消費ブームが中国におけるジョギングの発展にともなってますます熱を帯びることが予想される。

(提供/人民網日本語版・編集/KS)



人民網日本語版配信日時:2016年11月6日(日) 7時10分
http://www.recordchina.co.jp/a154191.html

中国のマラソン大会で生活費稼ぐアフリカ人留学生―中国メディア


●寧波大学で学ぶアフリカ人留学生・ウィルフリードさんとニコラスさんは、もうすぐ開催されるマラソン大会の賞金を狙って、運動場で走り込みをしていた。

  準備体操をし、アキレス腱を伸ばして、スタート!寧波大学で学ぶアフリカ人留学生・ウィルフリードさんとニコラスさんは、もうすぐ開催されるマラソン大会の賞金を狙って、運動場で走り込みをしていた。
 中国新聞社が報じた。(文:中国新聞社記者・李佳贇)

 これまでに、ニコラスさんとウィルフリードさんは中国国内の80都市以上に足を運び、マラソン大会100回近くに参加してきた。
 2人の出身地であるケニアのエルドレットはケニアの南西部に位置する街で、マラソンの世界チャンピオン40人以上を輩出してきた。
 ニコラスさんによると、この街では草原や道路など至る所でマラソンをしている人を頻繁に見かけることができるという。

 しかし、子供のころからエンジニアになるのが夢だったウィルフリードさんは寧波大学の奨学金(全額)を得て、単身3000キロ離れた中国の浙江省寧波市へとはるばるやって来た。
 しかし、留学生活が始まると、日常生活に必要なお金の工面が大きな問題となることが分かった。
 そんななか寧波大学に留学していた同じアフリカ人留学生からマラソン大会に参加して賞金を稼ぐという金儲けの道を教えてもらった。
 中国各地では現在、マラソンブームとなっており、ニコラスさんとウィルフリードさんは好成績を収めて、高額賞金を獲得してきたのだ。

 ウィルフリードさんの父親は農民で、姉妹が5人いるため、経済的負担が大きいのだという。
 そのため、ウィルフリードさんはマラソン大会に参加し続け、寮の費用2500元(約3万8800円)やそのほかの生活費を工面するほか、残ったお金を実家に送っているのだという。
 ウィルフリードさんは取材に対して、
 「調子が良ければ、マラソン大会の賞金は1カ月で2万元(約31万円)にもなる。
 今では僕の仕送りが実家の重要な收入源になっている」
と語った。

 しかし、中国でマラソンが人気になるにつれ、他の国からゲスト走者を招くマネジメント会社が登場し、レベルの高い選手がマラソン大会に参加するようになっており、これがウィルフリードさんにとってプレッシャーとなっている。
 彼は「一部のマネジメント会社はプロのマラソン選手をケニアやエチオピアなどから招待しているほか、フィリピンなどのアジアの選手もいる」と話す。

 ウィルフリードさんによると、中国のマラソン大会は競争が日に日に熾烈になっており、「賞金」を狙って多くのアフリカ人選手が参加するようになっている。
 規模の小さな県級市などで開催されるマラソン大会でも、多くのアフリカ人が参加するようになってきているという。
 そのため、「賞金を獲得するのが難しくなってきている。今は毎日2時間走って、コンディションを整えるようにしている」という。

(提供/人民網日本語版・編集KN)


Record china配信日時:2016年11月14日(月) 7時0分
http://www.recordchina.co.jp/a154935.html

PM2.5に苦しむ中国、
ミスト砲車両」に「ほこり抑制剤」など新兵器続々―中国紙






 2016年11月11日、北京晨報は記事「大気汚染対策の“ミスト砲車両”が北京市に出没、日に2回以上の出撃」を掲載した。

 深刻な大気汚染に苦しむ北京市では、次々とPM2.5対策の“秘密兵器”が登場している。
 大使館区や北京五輪スタジアム近隣などに登場したのが「ミスト砲車両」。
 最大で高さ60メートル、長さ120メートルにわたるミストを噴出し、空気中の微細な浮遊物を地面に落とすという代物だ。
 通常時は1日2回出動するが、大気汚染が深刻になると回数を増やすという。

 新たに特許を獲得したのが「道路ほこり抑制剤」
 道路に特殊な薬剤を撒くことによって、水の層が作られ、ほこりが巻き上がらないようになるという。
 北京市朝陽区の一部で導入されており、通常時は7日に1回、汚染が深刻な場合は3日に1回のペースで散布される。

 一方で専門家から“効果不明”と酷評されている秘密兵器もある。
 北京市の798芸術区に登場した「無汚染の洞」だ。
 巨大な塔の形をした空として気清浄機で、1時間あたり3万立方メートルもの空気から汚染物質を除去する能力があるというが、野外にある以上いくら稼働させても焼け石に水。
 実効性には疑問符がつくが、環境の重要性を訴えるアートという役割を果たしている。





Record china配信日時:2017年3月25日(土) 8時20分
http://www.recordchina.co.jp/b173200-s0-c50.html

替え玉、バス移動、リレー
…不正行為オンパレードの中国マラソン大会に当局が警告―英紙

 2017年3月23日、参考消息は、近年マラソン熱が高まりつつある中国で当局が大会での不正行為に関する警告を発したとする、英紙タイムズ電子版の21日付報道を伝えた。

 記事によれば、中国国家体育総局は先日、賞金やランクアップのために不正行為を行った選手に対して、1回目は当該大会の終身参加禁止処分を、2回目は中国陸上協会の全認定レースの終身参加禁止処分を下すと発表した。

 不正行為には替え玉参加やコースのショートカットのほか、1人の選手が2枚以上の記録用チップを装着して走る、ゼッケンを偽造する、複数人がリレーして走るといった手口があるという。

 2010年のアモイ国際ハーフマラソンでは一部選手が途中でバスを使用して失格となる「史上最低の不正事件」が発生。
 同大会では昨年12月にも替え玉ランナーが突然死するアクシデントが起きた。
 また、同じく昨年12月の深セン国際マラソンでは女性選手2人の代わりに男性が走る不正があった。

 中国メディアによると、「他の大会の参加資格を得るため」「実際に走りたくないが、マラソンで完走したことをSNS上で自慢したい」などが不正行為の動機であるという。
 また、マラソンの参加証書で大学入試成績の加点を狙う高校生もいるようだ。


【 南のおーきな島・小粒な大陸 】


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