2017年4月28日金曜日

21km:2時間16分39秒 第二関門(キロ6分30秒)突破

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 ● 2時間17分切り

 前回(一昨日)は転んでやめてしまったので、今日はそのやり直しである。
 気象条件は前回とほぼ同じ。
 設定条件は前回のまま。
  5km:32:00
 10km:1:04:30 (32:30)
 15km:1:37:00 (32:30)
 20km:2:10:00 (33:00)
 21km:2:17:00 (7:00)

 入りの1キロは6:24で前回は6:16だったのでわずかに遅い。
 5km通過は「32:40」で目標より相当遅い。
 一昨日は31:42だったので、1分遅い。
 これで「2時間17分切り」は相当に難しくなる。

 しかし、5kmから10kmまでは1分くらい時間を稼いだ。
 31:37で32分を切ってきた。
 そんなに調子はよくないのだが、一昨日のバネが残っているということか。
 10km通過が「1:04:17」となって、逆に13秒の貯金まで作っている。
 
 10kmを通過すると疲れが出てくる。
 陽射しも出てくる。
 スピードが落ちてくる。
 15kmまでの5kmスプリットは32:39で、それでも何とかキロ6分半からは大きく遅れてはいない。
 「1時間36分56秒」で設定タイムをわずかに切っている。
 たった「4秒」に過ぎないが。
 この間タイムを稼ぐために足を使ったので20kmまでの5kmに不安が残る。

 さらにきつくなる。
 最後の折り返しを回る頃は8時を過ぎて、いつものように風が出てくる。
 南風で向かい風になる。
 でも今日は弱風で突っ込むといった感じではない。
 18kmでのタイムを見ると、20kmを2時間10分で行けるかは非常に微妙になる。
 4秒の貯金を守り切れるか、である。
 この区間はキロ6分36秒=33分に設定してある。
 気を入れる。
 20kmは「2時間09分47秒」で目標を13秒上回って。
 
 ラスト1kmを7分でいけば2時間17分切りは達成できる。
 護岸歩道の向かい風まともだが、きょうの風はさほど強くない。
 7分を切って「6:52」で走り、フィニッシュは「2時間16分39秒」となる。
 第二関門突破である。

 なを、最後のこの1キロはこれまで、20mから30mくらい長いと思っていたが、このタイムから想像するに「50m」くらい長いのではないだろうか。
 
 21km 2時間16分39秒 キロ6分30秒
5km    32:40      32:40
10km    31:37    1:04:17
15km    32:39    1:36:56
20km    32:51    2:09:47
21km     6:52    2:16:39


【 4月19日 21km 2時間20分55秒 キロ6分42秒
5km    32:31      32:31
10km    32:21    1:04:52
15km    34:00    1:38:52
20km    34:41    2:13:33
21km     7:22    2:20:55

 昨年を調べてみたら5月06日に「2時間16分48秒」で2時間17分切りをしている。
 今年は1週間早いということになるが、ほぼ同じとみていい。
 その後2回走って3回目には2時間10分を切っている。
 もしそれと同じ歩みができるなら5月後半には第三関門にしている「2時間10分切り」に挑戦ということになる。
 そのためには次回は2時間14分少々、次々回は2時間11分くらいと縮めていく必要がある。
 この2回は2分から2分半ほどの短縮が目標になる。

 転んだ次の回とその次の次の回は転ばない。
 身体全体が注意状態に入っているせいだろう。
 7kmのコースを一往復半することで21kmを作っている。
 うち4kmは「ニコちゃんマーク」が彫り込まれた幅広く路面がすこぶる平滑な「遊歩新道」である。
 残りの3キロは幅が狭く時々の補修で接ぎはぎだらけになった遊歩旧道とアスファルトの盛り上がりがあちこちにみられる一般歩道である。
 過去の転倒はすべて後者の雑歩道で起こっている。
 そこで今日は遊歩新道では頭を上げて遠くをみるようにしてスピードに挑戦した。
 反対に雑歩道では背筋を立てるようにするものの顔はうつむき加減で足元の路面をみる。
 注意を十分に払って、時に帽子を深くかぶって遠くが見えないようにして走る。
 転んだ時に即座の対応ができ(実際にできるかどうかはわからないが)、できるかぎり怪我を軽微にすませられるようにと心がける。
 路面に合わせて走り方を変えることによって何とか転倒の確率を低く抑えようとしているのである。
 転ぶ原因が年齢による足のもたつきなら、これを完全に避けることは不可能である。
 転んで当たり前なら、転んだ時のケガをいかに小さく抑えるかが重要になってくる。
 しばらくはこのスタイルで走ってみて、また転んだらそれを教訓に少しづつ変えていこうと思っている。
 言い換えると「怪我の少ない転び方」転びの少ない走り方」を目指すということになる。



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2017年4月26日水曜日

転倒10kmでリタイヤ:8.5キロでまたまた転倒する、3カ月で4回

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 GCハーフマラソンへの第一関門は21kmを走り切ることである。
 これはこの3回で達成できた。
 次の関門はキロ6分30秒、すなわち2時間17分を切って走ることである。
 タイムを縮めるには当たり前だが速く走ることが求められる。
 そのためには背筋を立て遠くをみるようにして歩幅を広げる必要がある。
 ということは転びやすくなるということでもある。
 スピードを上げたいが、転びたくもない、という矛盾を克服しないといけない。
 背筋を立てながらも転ばない走りを身につけないといけない。
 
 今日の目標スプリットはこうなる。
  5km:32:00
 10km:1:04:30 (32:30)
 15km:1:37:00 (32:30)
 20km:2:10:00 (33:00)
 21km:2:17:00 (7:00)

  曇り時々陽射し、北風微風。
 条件的には悪くない。
 入りの1kmを6:16とすこぶる順調に通過する。
 5kmは予定より速い31:42になる。
 18秒の貯金になる。
 時々陽射しのせいか、あるいはスピードのせいか、額に汗が浮かぶ。
 8kmまで順調に6:30のペースでいく。
 でも、転びの神様はまだ健在であった。
 8.5kmあたりで転倒する。
 なんで転んだのかサッパリ訳が分からない。

 左膝を少々擦りむく。
 でもここはバンドエイドを重ね貼りしたところではがしてみると中で血が出ている。


 左肩は強く打つ。


 右の手で支えたのだろう、手のひらがわずかに切れている。


 とりあえず10km走ってやめた。

5km    31:42      31:42
10km    32:25    1:04:07

 この3ケ月で4回転んでいる。
 もう転びは逃れられないもののようだ。
 あとは転んだときのダメージをいかに軽減するかの対策しかない。
 きょうあたりのダメージはすこぶる軽微なので問題ないが、これかどうなるかが少々心配である。
 5月6月とあと2カ月9週間、ということはあと9回走ることになる。
 ということは2回は転ぶ確率があるということになる。
 やはり背筋を伸ばして歩幅を稼ぐのは無理か。
 うつむき加減で足元を見て走るべきか。
 できるだけ転ばない走り方をさらに研究する必要があるかも。
 今週は今日のリベンジのためにもう1回走ろうと思う。
 転ぶのが常時のことになると、幾分気分が楽になってきていることも確かである。
 今日もまたか!
 という具合になる。



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2017年4月25日火曜日

12歳の少年、自動車を運転して1300キロ:目指すはオーストラリア横断4000キロだったのだが

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BBCニュース 2017年04月24日
http://www.bbc.com/japanese/39690861

12歳の少年が自動車を運転して1300キロ 豪東部で


●少年はブロークン・ヒル郊外のこういう道を運転したと思われる

 オーストリア東部で22日、両親の自動車を運転して大陸横断を試みた12歳の少年が警察に保護された。 
 少年は1人で1300キロ以上の距離を運転していた。

 ニューサウスウェールズ州西部のブロークン・ヒルで、少年が運転していた車のバンパーが垂れ下がり地面に当たっていたことから、警察が車を停止させた。
 警察によると、少年は豪大陸を東から西まで約4000キロを横断しようと、ニューサウスウェールズ州東部のケンダルから同国西岸のパースを目指していたという。
 パースまで止まらずに走行を続けた場合、約40時間かかった可能性がある。
 少年は23日に両親と再会した。 

 両親は少年の捜索願を出していた。
 

 ●少年が行方不明になったケンダル(Kendall):右端
 警察に保護されたブロークン・ヒル(Broken Hill)、中央右寄り
 少年が目指していたパース(Perth)左端の位置

 キム・フィホン警部は豪AAP通信に対し、「少年は家族の自動車を運転していた」と述べ、
 「両親は息子がいなくなってすぐ捜索願を届け出たので、捜索はすでに始まっていた」
と話した。
 地元メディアは、少年が12歳よりも年長に見えるため、疑われずに運転し続けられたようだと報じている。
 コバール町のガソリンスタンドの経営者は、「19歳か20歳に見えた」と話したという。
 警察によると、少年は身長約180センチ。
 同州警察の広報官はBBCに対し、少年が少年犯罪者法の処罰対象になる可能性があると語った。
(英語記事 Boy aged 12 drives himself 1,300km across Australia)






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2017年4月23日日曜日

Gemelli Italian:ブロードビーチ イタリアレストラン

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● iPhoneなので暗いが

先日までイースターだったので控えていたが、昨日、ブロードビーチのイタリアレストラン「 Gemelli 」へいった。
 土曜日のせいかまあ混んでいること、すごい。
 予約をしてあったので問題はなかったが。
 サーファーズパラダイスは20歳前後の若者の街で、ここブロードビーチは25歳以上の青壮年の街だという。
 この「Gemelli」というレストランはトリップアドバイザーによるとこの地区のナンバーワンのイタリアンで5つ★という。
 ブロードビーチはイタリアレストランの激戦区であり、ここでナンバーワンを張ってやっているというのはなかなかの努力がいると思う。
https://www.tripadvisor.jp/Restaurants-g658842-c26-Broadbeach_Gold_Coast_Queensland.html

 料理の写真が載っていてその中にタコの足があった。
 それを見てカミさんがここへ行きたいというので、足を運んだのだが。
 タコというとチャールス王子が「タイヤを食べているようだ」という発言が有名で、そのグロテスクな相貌から西欧では「悪魔の使い」として嫌われている。
 タコと言えばここではベビーオクトパスであり、大タコ料理はこれまでお目にかかったことがない。
 同様に日本ではベビーオクトパスは見かけたことがなく、初めてこれをみたとき子供のタコもいるのかと思ったほどであった。
 スシとラーメンに次いで世界を席巻する日本食は「タコ焼き」だという人もいる。
 ベビーオクトパスを使ってたこ焼きを作っている人もいる。
 世界に出ていくタコ焼きはおそらく、たこの入っていないタコ焼きになるだろう、という。
 具はいろいろあっていい。
 それをたこ焼き風にアレンジして出すことで食文化の発信をしていく、ということなのかもしれない。
 そういえば、オーストラリアフェアーに日本風のタコ焼き屋としてスタートした店は、残念なことに普通の日本食に変わってしまった。
 まだ、たこ焼きが世界に出ていく時期ではないのかもしれない。
 さてここのタコ料理だが、なかなかおいしい。
 つまり日本風にいうと「タコだ!」ということである。
 タイヤ仕立てではなく、中まで柔らかく、歯ごたえもそこそこである。
 なんといってもオーストラリアで初めてたべたタコ料理である。
 もちろん、すし屋にいけばタコのにぎりは食べられるのだが。
 そういえば最近、ウールワースでもタコを売っているという。
 あの太いタコの足を1本をビニール真空パックにして販売しているのだという。
 でも、えらく高いともいう。
 オーストラリアフェアーのタコ焼き屋もこのタコを使っていたのかもしれない。
 その元から仕入れて、ここのタコ料理は作られているのだろうか。
 いくつかの料理を注文したがそこそこ確かにいける。
 ピザはパンピザではなく、普通のイタリアピザである。
 これもおいしい。

 さて、このレストランだが’、味はいいのだがやはりイタリアレストランである。
 うるさいのである。
 話し声も届かないような騒音地獄はイタリアレストラン特有のものである。
 イタリア人が饒舌ということもあるが、レストラン自体がそうなっている。
 床がコンクリート、壁はレンガとプラスター、天井もプラスター。
 この内装仕様はイタリアレストランの特徴である。
 音がガンガン響くのである。
 民族によっていろいろだが、こういう音が飛び交う中でこそイタリア人は安心を享受できるのかもしれない。
 うるさいレストランを上げれば次は中華であろう。
 あれもうるさい。
 でかい声での話し声が非情に耳に侵略してくる。
 イタリアンは騒音化したうるささである。
 中華は人声のうるささである。
 日本食は静寂静謐を好む。
 うるさい日本食レストランには二度とはいかない。
 ちなみにこのレストランにはもう行くことはないのでは。
 老人にはこのうるささはきつい。
 
 土曜日の夜ともなれば集う人もなかなかである。
 モデルさんみたいな女性が多くここに集まってくる。
 スリムで化粧ばっちりで、あちらにもこちらにもで飽きない。
 興味がおありなら、出かけてみては。
  ビヤ樽みたいな女性ばかりを見せつけられる日常では、これは目の保養になるかも。


● google画像から

   なを、このレストランのビルの上層部は住居になっていて、そのいくつかは宿泊施設に貸し出されている。
 昨年末、娘が来た時クリスマスで部屋が取れず、一夜の泊りを求めて渡り歩くことになったのだが、その中にここも入っている。


2017年4月21日金曜日

「おーい お茶」の「お」と「お」は違う人が書いたものなのか?

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● おーい お茶

図書館から借りてきた本のなかに、「おーいお茶」の「お」と「お」は違う人が書いたという文章が載っている。


● 「にょっ記」穂村弘著 



● 5月2日の項である

家にあった「おーいお茶」を調べてみた。
上の写真がそれ。
確かに別人が書いたようにも思える。
伊藤園に確かめた人はいるのだろうか。 


Yahoo知恵袋
https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1249605762

問:2010/10/3119:01:27
伊藤園の「お〜いお茶」っていう字は一体誰が書いたのですか?
書家が書いたものなんですか?

答:2010/10/3119:59:28
ネットで検索しましたが、ずばりの回答は得られませんでした。
でもどうやら、神奈川県の女流書道家の、飯村蒼丘さんらしいです。

どうもお一人の方のようである。


https://twitter.com/nudkei/status/273320121928413184
10:59 PM - 26 Nov 2012


 以前、オーストラリアでお茶の栽培を始めたのだが、なかなかうまくいかなくて、と伊藤園の人が言っていたことを思い出した。
 しかし、それから数年後に栽培に成功した、というにニュースを聞いたことがある。
 写真のものは「メイド・イン・タイランド」とあり、オーストラリアではない。
 そのうち、オーストラリア産の「おーいお茶」が出てくるかもしれない。


2017年4月20日木曜日

フジマートで一番安い日本酒:若武者

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● フジマートにある2リッター箱の清酒はこれ一種のみ

 フジマートで日本酒が買えるようになってから、それまでワインだったのが日本酒に変わった。
 日本酒はヒヤで飲む。
 日本酒のヒヤとは常温室温ということになる。
 ワインも常温で飲んでいた。
 氷に入れて瓶を冷やすことはしない。
 ビールの常温はうまくないので飲まない。
 ウイスキーはお湯割りで飲む。
 ふつうはオンザロックが主流なので、ホット・ウイスキーというのはあまり行われない。

 フジマートで買ってくるのはこれまで純米酒であった。
 ヒヤで飲むので箱の酒で十分。
 いつも食卓の上にあって、気分が向いたら飲む。
 といっても午前中は飲まない。
 まずは昼食と一緒に始まる。
 よほどのおいしい酒ならいざしらず、酒の味がわかるほどの通ではない。
 飲めればなんでもいい口である。
 いやしいのである。

● いつも飲んでる純米酒(2リッター箱の酒)

 2リッターの箱の酒を通常5日ほどで飲む。
 ということ一日400mlで、二合少々になる。
 とすると、一週間で飲まない日が2日ほど出る。
 もらったお酒などがあるときなどそれを飲むが、なければ酒なしの日になる。
 とりたてての飲んべえではないので、飲みたいなと思っても飲まなくてすませることもできる。
 それではどうも口が寂しくなるということで、あらかじめ2リッターの箱酒に合わせて小箱のお酒を買ってくることがある。
 900mlで、これは趣向を変えて清酒にしている。
 といっても、フジマートの小箱の清酒は一種類しかない。

● 900mlの清酒

 ところがこれがどうも体に合わないのである。
 頭が痛くなるのである。
 何か他の原因によるものかと思って3度ほど試したが、これを飲むと確実に頭が痛くなるのである。
 お酒にも合う合わないといろいろあるようだ。
 体質によるのだろう。

 昨々日フジマートに行ったとき、純米酒の代わりに2リッターの箱清酒を2本買った。
 2リッターの清酒もやはり一種類しかない。
 そしてこの酒、フジマートで最も安い日本酒でもある。

 いつも飲んでいるのは先に上げた純米酒で25ドルである。
 この箱の清酒は16.5ドルである。
 純米酒を2本買うと50ドルとなり、箱清酒が3本買える計算になる。
 この感情は見逃せない。
 日本にいたころはまだ、特級、一級、二級という分類があった。
 近くの安売り屋へいって二級の一番安いお酒を買ってくる。
 いわく「鬼殺し」。
 酒が飲めて、酔えればいいのである。
 「鬼殺し」はその店の廉売品であった。
 このときから「鬼殺し」とは私の中で安酒の代名詞になっていた。
 ところがあるとき、駅の帰りだったか途中の酒屋に入って「鬼殺し」を買ったら結構なお値段を取られた。
 え!、「鬼殺し」って安酒の名称ではなかったのか?
 インターネットが使えるようになったとき調べたことがある。
 「鬼殺し」という名称は登録されていないため、誰が使ってもいい酒名であった。
 そして、これ確かに安い酒の名称になっているが、酒造元では高い「鬼殺し」もあるのである。
 ということは、やや高級な鬼殺しもあるということである。
 フジマート一の安いお酒でも飲む側が納得できればそれでいい。
 さて、昨々日から飲んでいるが、決してまずいお酒ではない。
 いやこのお酒、なかなかおいしいのである。
 これからは純米酒をやめてこれにするか?
 何しろ2本分で3本買えるのだから、これ以上のものはあるまいに!

 この酒造元は北関酒造というのだが、製品案内にこのお酒は載っていない。
 名前も住所も同じなのだが商品としてない。
http://www.hokkansyuzou.co.jp/item/
 ちなみに印刷されている製造年月は「16.10.06」とある。
 昨年10月に製造されている商品がない?
 北関酒造清酒「若武者」で画像を検索しても一枚の写真も出てこないのである。
 この酒「若武者」というより「忍者」である。
 まさか幻の酒でもあるまいに。
 もしそうなら、早晩フジマートの棚から姿が消える日もある、ということになる。

 いろいろ探してやっと見つけたのがAmazonの通販サイト。
 しかし、これ「180ml紙パック酒30個箱詰」という。
 180mlというとチューとストローで飲むヤツだろう
 酒の中身は同じだろうが販売品としては大きく異なる。
 またこれ、現在取り扱っていないという。
 なぜそんな酒がオーストラリアで売られているのだろう?


ときどき、こういうこちらでは売られているが日本には記載がないというもので出会うときがある。
 輸出専用(あるいは海外専用)に作っているのであろうか。


2017年4月19日水曜日

21km:2時間20分55秒、転びの神様はは去ったか!

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● 目標タイムとフィニッシュ・タイム

 これまで20kmを3回走り、内2回は21kmであった。
 よって距離に対する不安はない。
 足も体も慣れてきているのではないかと思う。
 今日の目標はキロ6分40秒で2時間20分である。
 20分台でもOKであるが。
 気温は低い、朝陽はとろい、風はない。
 そしてなによりも転ばないようにである。
 今日、うまく走れれば転びの神様も去ったということになる。

 前回同様に手のひらには目標タイムを書いておく。
 5kmスプリットで「32:30」「33:00」「33:30」「34:00」そして少し距離が長いラストの1kmは7分を見込んで計「2:20:00」である。

 気温が低いせいであろう、入りの1kmは6分20秒と速い。
 4kmほどのところで道路の凸面に靴が引っかかってころびそうになる。
 が、うまく回避する。
 結末からいうと、足のもつれが後半に1度あり、これもうまく処理して、今回も転びは避けることができた。
 なにしろ注意して走っている。
 これで、転びの神様も去っただろう、と思うことにする。
 
 5km通過がほぼ予定の「32分31秒」。
 10km通過が前の5kmより速い「32:21」となり40秒ほど速くなっている。
 これは貯金になるが、前半速く突っ込んだツケが後半に出てくるだろうと心配になってくる。
 まだ、全体をコントロールできるだけのレベルには達していない。
 徐々にスピードがおちてくるのがわかる。
 ここはそれに合わせるしかない。
 15kmはスプリットで34分まで、貯金をほぼ取り崩すことになる。

 朝も8時になると陽射しは強くなる。
 また、これまで無風だったが風が出てくる。
 追い風では陽射しにやられる。
 このまま行くと2時間20分は無理である。
 2時間20分台を目指すという目標に切り替える。

 最後の折り返しを回るとラスト2.7kmになる。
 吹き始めた風が向かい風となり苦しめる。
 前回と同じ状況で、この時期の気候がそうなのだろう。
 この5kmをキロ7分でまとめたいと思う。
 20km通過、6分56秒くらいで何とかいった。
 「2:13:33」というタイムは予定より30秒ほどの遅れにすぎない。
 そこそこ何とかいっている。

 ラスト1kmは最後にして最も過酷な関門になることが多い内海沿いの護岸歩道である。
 向かい風が強く来る。
 すれ違うランナーは追い風で気分がいいだろうが、こちらは苦しみもだえる。
 ただひたすら足元をみて考えずに走る。
 この1kmは「7分22秒」である。
 ただこの区間の1kmは若干長い。
 正確にどのくらい長いのかわからないが15秒くらいだろうか。

 目標より1分弱かかったが、2時間20分台では収めることができたので、今日も十分な成果である。
 1km10秒縮めると21kmでは3分半縮めることになる。
 残念なことにここ2回は3分を縮めることになっているが、でも悪くはない。
 これで21kmは3回走り、足・体も十分に慣れてきたと思う。 
 次回は大台であるキロ平均6分30秒を大手をかける。
 「2時間17分未満」を目指すことになる。 

 21km 2時間20分55秒 キロ6分42秒
5km    32:31      32:31
10km    32:21    1:04:52
15km    34:00    1:38:52
20km    34:41    2:13:33
21km     7:22    2:20:55 


 前回 21km 2時間23分56秒 キロ6分51秒
5km    33:26      33:26
10km    33:13    1:06:39
15km    34:15    1:40:54
20km    35:43    2:16:37
21km     7:19    2:23:56 


【前々回 21km 2時間27分01秒 キロ7分00秒
5km    33:51      33:51
10km    34:23    1:08:14
15km    35:41    1:43:55
20km    35:37    2:19:32
21km     7:29    2:27:01


 

2017年4月12日水曜日

21km:2時間23分56秒、転ばなかった、本格的に走れるシーズンに入ってきた

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● 21km  2:23:56

  これまでの記録をみると3回目毎に転んでいる。
とすると今日は転ぶ日である。
左ひざと肘にバントエイドを重ね貼りする。
危うい道は端を走るようにして、転んだら芝生、あるいは雑草の上に倒れる込むようにする。
遠くは見ないようにして、視線を足元に落とすようにする。
今回、次回で転ろばなければ「転びの神様」はお手柔らかになったものと思うのだが。

気温は低く、風はない。
晴天である。
朝日がまぶしい。
8時を過ぎると結構きつくなるかもしれない。
予想タイムは前回2時間27分であったので2時間20分を新たな目標に設定したが、これが完遂されるのがいつになるかということになる。


 

今日はそれを近づくタイムで走りたいと思う。
1kmで10秒縮めて21kmでは3分半の短縮を見込んで2時間03分30秒が目標になる。

走り始めるが体と足が少し重たい。
でも調子はいい。
5kmは前回とほぼ同じで通過する。

先日ミッシェル・パークでトライアスロン大会が行われたが、走るコースにこの公園が入っている。
しかし、もう施設は撤去されていてあの面影は何処にもない平時のだだっ広い公園に戻っている。
この公園には新設のボートランプがあって、その駐車場がある。
この駐車場が会場に使用されたのだが、この駐車場には横のちょっと離れた信号のある進入路(スミス・ストリート突き当り)から入ることになっていた。
しかし、トライアスロンのために歩道を削ってゴールドコーストハイウエイから駐車場に直接入れるれる道を作った。
そのため、ここの車道沿いの歩道が3カ月ほど工事閉鎖されていた。
その工事も終わって開催されたわけであるが、どうのように変わったのか覗くるもりで走ってみた。
位置的には7.5kmあたりの200mほどの区間になる。
道路から駐車場に入るコンクリートの道が2本作られ、さらには道路へ出るアスファルト道路が1本と、計3本の出入り口道路が新設されていた。
この歩道は以前は拡張と修理のつぎはぎ状態であったが大きく改装されてフラットなコンクリート歩道へと姿を変えていた。
いぜんよりはるかに走りやすくなっている
ここを通ると遊歩道コースと比べて200mほどショートカットになってしまうため、この道を抜けてからわかりやすい区間で100mmの行き返りをして距離を調整した。

足も体も軽くなってきた。
10kmを通過する。
初めの5kmよりわずかだがタイムがいい。
調子よく次の5kmはタンタンと走る。

15kmを通過する。
5kmスプリットを34分台である。
悪くはない。
そのとき突然、犬が横から飛び出してきた。
つんのめる、転ぶか?
いや何とかとどまった。
オーオーヤバイ。
ここで転べば「3回目ジンクス」がまたもや勢力を拡大する。

8時を過ぎて朝日が強くなってくる。
18kmを過ぎて最後の折り返しをして、一瞬驚く。
強い向かい風が吹いているのである。
これまで止まっていた風が吹き始めてきた。
陽射しによる暑さを和らげてくれはするが、しかしこの向かい風はきつい。
残りは3キロ弱で2回目の21km完走を手に入れたのだが、なかなそう甘くはない。
20kmを通過する。
前の5kmから送れること1分半である。
ここまでの20kmはキロ平均で6分50秒である。
前回より9秒いい。

ラストの1kmは内海沿いの護岸歩道でモロの向かい風。
それにここは少々長い(20mから30mくらい)。
時計をみると、2時間24分ギリギリ。
23分台で入りたいと、足を動かす。
そのせいか4秒ほど24分を切った。


2回目の21kmを走り切ったのだが、足はブルブルと震えである。
足がこの距離に慣れていない。
あと1回走ればこの走ったあとの震えはなくなるだろう。
今日は前回同様危険なのでカミさんの運転で帰ることになった。

トータル的には前回より3分ほど速かった。
目標は2時間03分30秒だったから、あと30秒ほど足りなかった。
気候もよくなり、21kmに少しづつ体も慣れてきているし、タイムも稼げるようになってきている。
そしてなにより、転ばなかったことが最大の収穫だろう。

 21km 2時間23分56秒 キロ6分51秒
5km    33:26      33:26
10km    33:13    1:06:39
15km    34:15    1:40:54
20km    35:43    2:16:37
21km     7:19    2:23:56 


【前回 21km 2時間27分01秒 キロ7分00秒
5km    33:51      33:51
10km    34:23    1:08:14
15km    35:41    1:43:55
20km    35:37    2:19:32
21km     7:29    2:27:01

 次回はキロ6分40秒で目標の2時間20分に挑戦ということになりそうである。 





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2017年4月9日日曜日

フジマート:20周年記念イベント福引大会

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 フジマートがゴールドコーストに開店して20年が経つという。
 はじめはアッシュモアのショッピングセンターにあった。
 こじんまりとしていた。
 近くのステートスクールに日本語学校があった。
 その後、このサウスポート・パークに引っ越してきて売り場面積を倍くらいに広げた。
 場所は場所だけにお客のかずは多く、いついっても繁盛している。

 今日はその記念の福引大会があるというので出かけていった。
 福引などほとんど期待していないが、20周年ということで賞品が半端でなくすごい。
 


● 福引大会広告

 4等賞(つまりハズレ)でも決してポケットテイッシュということはない。
 特別賞は日本酒、一等はお米その他、二等はお醤油その他、三等・四等も数種類の賞品から選べるほど大盤振る舞いになっている。


● 賞品 手前から1等賞、2等賞、3等賞、一番奥が4等賞 その他特別賞として日本酒も当たる

くじ引きはガラガラと回すヤツである。
 ポトンとパチンコ玉ほどのボールが落ちてきて、その色で賞が決まるという、年末の商店街で見られるくじ引きでポピラー版の機械である。 


● くじびき風景

 我が家は3回の権利が与えられ、1回めは2等賞、2回目は4等賞、そして最後は3等賞にあたった。
 残念ながら一等賞と特別賞は無理だった。
 まあ、それは当たり前のことであるが。
 そこそこなかなかの賞品をゲットして帰ってきた。
 ついでに箱の酒2つ買ってきた。
 目的はこちらの方だったのだが。


● 後日の NICHIGO PRESS


2017年4月8日土曜日

ゴールドコースト トライアスロン 2017:女子 井出樹里3位入賞

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●GOLD COASTのトライアスロン2017

ITUという国際トライアスロン連盟が行う競技は世界中を回って9戦する。
3月にアブダビで、今月はゴールドコーストで行われる。
そして来月は横浜になる。



● 5月は横浜で行われる

そのゴールドコースト・トライアスロンを見に行った。
場所はブロードウオーターパークランドである。
昨年も行われたが、この時はゴールがゴールドコースト・マラソンと同じプール施設のあるアクアテイック・センター後ろの非常に狭苦しい駐車場で、バカバカしいので行かなかった。
ゴールだけみてもしかたがない。
今年は新装なったミッシェル公園が舞台である。
パークランドの北端の公園で、これまであまり有効活用されていなかったが、今日はこの公園のビッグデビューといってもいいほどの盛況である。


● ブロードウーターパークランド ミッシェル・パークの会場

ボートランプのパーキング場を活用して、ここにU字コースを作った。
横の内海ではスイムを丸々見学でき、その後ろにU字コースがあり、ここでは自転車が4回、ランニングが2回(2回目はゴール)を見学できるという、動かずにエッセンスがすべて見られるというサービスあふれたコース設定になっている。


●U字コースとスイムの行われるブロードウオーターという内海

さて、エリート選手(プロ選手)のレースは2時に女子、4時に男子スタートということになっている。
インターネットを覗くと、女子は47名がエントリーしていて日本選手は7名いる。
ところが男子は50名エントリーで3名しかいない。
なんとも男子は不甲斐ない。
というより、女子が元気すぎるのかもしれない。
女子だけ見て帰ってきた。
よって写真・動画は女子のもののみ。

まずここのランプからスイムでスタートする。
距離は750mである。


● ミッシェルパークの桟橋がスタートになる





● 女子スタート風景

内海から上がってくるところを撮ったのだが、どうもビデオのスイッチが入っていなかったようでミスってしまった。
このカメラ、光の加減でデイスプレイに映るビデオのスイッチが入っているかどうかのマークの確認が非常にわかりにくい。
今回も数多く失敗している。





● 動画は失敗した

水から上がってU字コース横のトランジットセンターでバイクに乗り換え公道に出ていく。
ペリカンシーフード折り返しの20kmで片道2.5km往復5kmを4回廻る。
その度ごとに、この公園コースに入って出ていく。
つまりここにいると、4回そのバイク姿が見られることになる。


● バイク 1周目 トップグループは集団である


● バイク 2周目 集団はまだ崩れない
後続の選手たちだが、ペダルからシューズを緩める動作をしている、なぜ?

3周目は撮れていなかった。


● バイク4週目 バイクからランへ
トップグループは6人ほどに絞られる
ランで会場を出ていく姿が見える

そして、トランジットでバイクを降り、ランに入る。
5kmで往復2.5kmの公道コースを2周するのだが、1周目にこの会場をランで回るために順位がよく分かって面白い。


● ランのコース:赤線がランのコース 2周してフィニッシュ

しかしながら、1周目のランの動画が撮れていない。
またもやカメラ操作の失敗である。
2周目の終わりは、すなわちゴールになる。
下がその映像。
撮影場所はU字の底の場所にあたるのでフィニッシュ・ゲートまでは50mほどくらいになる。


● ゴール前 50m 3位井出樹里、8位上田まい
日本人3位松田ゆりえ、4位高橋ゆうこ  
注].途中で一人の選手が左横のブースに入っている。しばらくしてからまた走り始めた。動画でタイムを計ってみた。15秒ほどである。何か反則行為があってペナルテイが課せられたのかもしれない。

アクアテイックセンターの狭苦しいゴールから比べると、ここの設営は実にすばらしい。
GCマラソンの関係者も少しはサービスを心がけるべきだと思う。
ここ2,3年は表彰式すら密室行事にして、デジタルスクリーンでの映像で行い、観客の締め出しをするというとんでもない暴挙をしているのが、いまのGCマラソン当局である。
観客などいらん、といった傲慢な態度がミエミエになってきている。
そのGCマラソンとくらべれば、このトライアスロンは実に心温かい。

結果は優勝ニュージーランダー、2位はオーストラリアン、そして3位に井出樹里が入った。


● 優勝:アンドレア・ヒューイット(ニュージーランド)


● 2位:アシュリー・ジェントル(オーストラリア) 3位:井出樹里 


●8位:上田藍


●日本人3位:松田友里恵


●日本人4位:高橋侑子


スポーツナビ 投稿者:keith713 投稿日時:2017年04月08日 14:21
http://www.plus-blog.sportsnavi.com/keith713/article/104

2017世界トライアスロンシリーズ 第2戦ゴールドコースト大会 
女子結果速報 「井出樹里3位表彰台」

トライアスロンの世界最高峰カテゴリー、世界トライアスロンシリーズ(以下:WTS)の2017シーズン第2戦ゴールドコースト大会女子のレースが、現地4月8日オーストラリアのゴールドコーストで行われた。

距離フォーマット:スプリントディスタンス(スイム750m、バイク20km、ラン5km)
気温:27.2度、水温:23.5度、天候:くもり

先日の4日に35歳になったばかりのベテラン、ニュージーランドのアンドレア・ヒューイットが今シーズンの第1戦アブダビ大会に続き2戦連続の優勝。
WTS通算5勝目、なおスプリントディスタンスでは初の優勝。
2位には地元オーストラリア出身のアシュリー・ジェントルが昨年のWTS横浜大会以来となる2位表彰台。

そして日本の井出樹里が2014年シーズンのWTSシカゴ大会以来となるおよそ3年ぶりとなる自身4度目の3位表彰に上がった。
またその他の日本人選手では上田藍が8位に入り、昨年のWTSケープタウン大会から続くWTS連続入賞記録を8に伸ばした。

優勝:アンドレア・ヒューイット(ニュージーランド)
2位:アシュリー・ジェントル(オーストラリア)
3位:井出樹里(スポーツクラブNAS)

8位:上田藍(ペリエ・グリーンタワー・ブリヂストン・稲毛インター)
18位:松田友里恵(ペリエ・グリーンタワー・稲毛インター)
21位:高橋侑子(富士通)
31位:佐藤優香(トーシンパートナーズ、NTT東日本・NTT西日本、チームケンズ)
35位:高橋世奈(日本食研)
37位:蔵本葵(東京ヴェルディ)
 』


2017/04/08 17:33  【共同通信】
http://www.47news.jp/news/photonews/2017/04/post_20170408173612.php

トライアスロン、井出が3位 14年シカゴ大会以来


トライアスロン世界シリーズ第2戦は8日、オーストラリアで行われ、女子は井出樹里が14年のシカゴ大会以来の3位に入った。(日本トライアスロン連合提供・共同)



日本経済新聞 2017/4/8 20:49
http://www.nikkei.com/article/DGXLSSXK60413_Y7A400C1000000/

トライアスロン女子、井出が3位 世界シリーズ 

トライアスロンの世界シリーズ第2戦は8日、オーストラリアのゴールドコーストで距離が五輪種目の半分のスプリントで行われ、女子は2008年北京五輪5位の井出樹里(スポーツクラブNAS)がトップから9秒差の58分12秒で3位に入った。
33歳の井出にとって14年6月のシカゴ大会で3位に入って以来の表彰台。

リオデジャネイロ五輪代表の上田藍(ペリエ・グリーンタワー・ブリヂストン・稲毛インター)は8位だった。
アンドレア・ヒューイット(ニュージーランド)が優勝した。
男子の日本勢は細田雄一(博慈会)の30位が最高だった。〔共同〕



NHK BS1
https://hh.pid.nhk.or.jp/pidh07/ProgramIntro/Show.do?pkey=200-20170423-11-24632

2017世界トライアスロンシリーズ「ゴールドコースト大会」
2017年4月23日(日) 午後2:00~午後3:50(110分)

番組内容今季9戦行うシリーズの第2戦。
女子は上田藍・高橋侑子・蔵本葵・佐藤優香・松田友里恵・井出樹里・高橋世奈ら45人、
男子は古谷純平・細田雄一・石塚祥吾ら48人が出場
出演者ほか【解説】村上晃史,【実況】毛利久志
詳細世界トップ選手が競う最高峰シリーズ。
今シーズンは3月に開幕し、9月までの9戦でチャンピオンを決める。
第2戦の舞台は豪州ゴールドコースト。
女子は開幕戦で優勝したニュージーランドのヒューイットら45人が、
男子は去年のシリーズを制したスペインのモーラら48人が出場。
日本からは上田藍・高橋侑子・蔵本葵・佐藤優香・松田友里恵・井出樹里・高橋世奈の女子7選手、古谷純平・細田雄一・石塚祥吾の男子3選手が挑んだ。




【トライアスロンのペナルテイ】
 動画で15秒ほどストップさせられているシーンがある。
気になったのでトライアスロンのペナルテイを検索してみた。

Yahoo知恵袋
トライアスロンのマラソンで、ペナルティーボックスがありますが、どんなときに何秒入ってないといけない決まりなんですか?
ペナルティーを受けるケースで多いのは、
トランジションで、バイクの乗車、降車のラインを超えて、乗り降りをしてしまったケース。
また、トランジションで、脱ぎ捨てたヘルメットやウットスーツを所定のボックスへ納めず、外に落として、次のパートへスタートしてしまったケースなど。
それ以外にも、ヘルメットのストラップを完全に装着せず、バイクを操作した場合、
または、反対に、バイクを所定の位置に収納前に、ヘツメットのストラップを外した場合もペナルティーを受ける。
オリンピックでは、1回15秒のペナルティー


【公式動画ハイライト】

●2017 World Triathlon Gold Coast Women Highlights





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2017年4月7日金曜日

「出稼ぎワーホリ」政策に異変!:2017「タックス・リターン」

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東洋経済オンライン 2017年04月07日 海野 麻実 :フリージャーナリスト
http://toyokeizai.net/articles/-/166615

「出稼ぎ日本人」も無縁じゃない豪州のひずみ
増税をめぐる混乱の陰でグレーな雇用が横行

 日本から飛行機で7~9時間。
 南半球に位置するオーストラリアは、日本の約21倍という広大な国土を有し、日本とは四季が正反対ながら1年を通して比較的温暖な気候に恵まれるエリアも多い。
 治安・衛生面もよく、お洒落なカフェ文化や真っ青なビーチ、豊かな土壌から生まれる高品質のワインなど、魅力あふれる人気の国だ。
 英語を学ぶためにオーストラリアへ留学する日本人の若者も少なくない。

■一攫千金!?「出稼ぎワーホリ」とは

 そんなオーストラリアで、そうした日本の若者をも巻き込む社会的な問題が起きている。
 キーワードは、「出稼ぎワーホリ」。
 耳慣れない言葉だが、海外で働きながら休暇を過ごすワーキングホリデー制度を利用してオーストラリアに向かう若者たちの間で、ひそかに使われている。
 異文化体験もさることながら、賃金水準の高いオーストラリアで稼ぐことができるという、一石二鳥の夢のような暮らしを表現した造語だという。

 インターネット上では、「一攫千金!」「ワーホリしながら貯金」などの言葉が躍り、オーストラリアでのワーホリでいかに稼ぐか、経験者たちが懇切丁寧に紹介するブログなどが多数見受けられる。
 時給30豪ドル(日本円で2500円強)以上の高給で働ける職場もあり、その魅力は万国共通のようで、日本だけではなくヨーロッパ各国からも、オーストラリアのワーホリでオイシイ体験をしようと、海を渡る若者たちは後を絶たない。

 この“出稼ぎワーホリ”をめぐるオーストラリアの問題が表面化し始めたのは、昨年、現地で連日メディアをにぎわせた政府の「ワーホリ税(=バックパッカー税)」の増税だ。
 オーストラリア政府は昨年、
 ワーホリ対象者を居住者として認めず、国内での就労による収入に対して32.5%という高い税率で「ワーホリ税」を課す計画を示した。

 ワーホリで訪れる外国人らを対象にした「ワーホリ税」はこれまで、居住者として年収1万8200豪ドル(約157万円)以下で申請した場合(※同じ場所に6カ月以上居住している証明が必要)、タックスリターン制度という税の払い戻しシステムでほぼ全額戻ってきていた。
 実質「非課税」に近い状態だったのだが、ここに重税が課される可能性が出てきたのだ。
 日本人のワーホリ滞在者に影響はあるのだろうか。
 現地で取材をすると、にわかにざわついた空気が流れているようだ。
 メルボルンにある飲食店でアルバイトをするA君(20代後半)。
 日本では料理人の修業をしていたというが、のんびりしたオーストラリアの雰囲気にほれ込み、ワーホリを選択した。
 「いやぁ~もし本当にこれでワーホリ税が32.5%なんてなったら、カナダにでも移ろうかと真剣に考えるワーホリ友達もいましたよ。
 みんなかなり話題にしていましたね」。
 色とりどりの野菜を器用にスライスしながら、人懐っこい笑顔を浮かべて話してくれた。
 つまり、最低賃金が高くとも、32.5%もの課税が戻ってこないのならば、日本でアルバイトをしているのと変わらない稼ぎとなる。
 そのため、ワーホリ大国・カナダや近隣のニュージーランドへの移住を検討し始める人が出始めたのだという。

■「出稼ぎワーホリ」政策に異変?

 これに猛反発したのがオーストラリアの農業や観光業界関係者だった。
 「ワーキングホリデー制度」は、表向き「各々の国・地域が、青少年に文化や一般的な生活様式を理解する機会を提供するため、一定期間の休暇を過ごす活動とその間の滞在費を補うための就労を相互に認める制度」と規定されている。
 ところが、実際は地方の産業や農業などの働き手不足を補う頼みの綱となっている。
 特に農業では、野菜や果物の収穫の繁忙期には、ワーホリの若者たちがいなければ成り立たないほど、貴重な労働力として頼っているのが現状だ。
 労働力全体の約4分の1をワーホリ滞在者に依存しているとするデータもある。

 ワーホリ税の増税は、オーストラリアのワーホリ滞在者がカナダやニュージーランドなどに流れてしまう懸念を生じさせた。
 これが関係者からの猛抗議につながったワケだ。
 オーストラリアのメディアも、ワーホリの若者たちが減った場合、
 「ブドウ畑ではブドウが腐り、ニンジンは収穫されないまま放置され、果物や野菜は箱詰めされることなく、市場に卸されることはないだろう」
などと、増税による国内産業への打撃を悲観的に報じた。

 その後、議会で迷走を続けたワーホリ税をめぐる議論は昨年暮れ、
 最終的に税率は当初の32.5%から「15%」に落ち着いた。

 だが、15%の増税が施行されて以降、すでにオーストラリアを渡航先に選択するワーホリ希望の若者たちの数は減り始めていると、オーストラリア各紙は次々に報じている。
 そもそも、オーストラリア政府がワーホリ税の増税に踏み切ったのは財政再建とともに、若年層の失業者保護などの狙いもあったのだが、関係者からの反対で、ワーホリ滞在者に頼ったいびつな産業構造が浮き彫りになる事態となった。

 さらに、政府の思惑とは別に、新たな問題が浮かび上がってきている。

■グレーな”キャッシュジョブ”の実態

 日本人の出稼ぎワーホリについて取材を続けたところ、総菜などを売るデリで働くB子さん(20代前半)と知り合った。
 B子さんは意外な言葉を口にした。
 「私は途中から違法な働き方に切り替えました。
 だからワーホリ税が高くなろうが関係ないんです。
 そもそも、給料は課税されないように現金手渡しでもらっていたので」。

 B子さんが口にした違法な働き方とは、課税を避けて記録が残らないよう、給料が現金手渡しで支給される雇用形態を指す。
 ワーホリの若者たちの間では「キャッシュジョブ(またはキャッシュ・ハンド・ジョブ)」と呼ばれており、テーブルの下で現金をこっそりやり取りするという揶揄から、通称「アンダー・ザ・テーブル」ともいうそうだ。
 正式な申告をせずに雇用関係を結び、給料が最低賃金を満たさないケースも少なくないという。

 反対に、最低賃金を守り、正式な雇用契約の下で年金などもきちんと保証される仕事は「ローカルジョブ」と呼ばれ、
 オーストラリア人の正規の雇用主に雇われるケースが多い。
 しかし、その場合はネーティブとほぼ変わらないレベルの英語力が求められることもあり、日本人を含むアジア系のワーホリの若者たちはグレーな「キャッシュジョブ」に就くケースが非常に多いという。
 現地の日本人に取材を進めていると、「キャッシュジョブ」をしているという若者に結構出会った。
 日本食レストランや中華料理店ではこの雇用形態を取っているケースが少なくないとされる。

 しかも、「キャッシュジョブ」では記録に残らないため税が天引きされないケースがあり、最低賃金以下の給料しか支給されなくとも、結果的には「ローカルジョブ」とさほど変わらない給料をもらうことが、場合によっては可能だといわれている。
 そのため、ワーホリ税の増税が可決されようが、そもそも税金とは関係のないグレーな雇用形態の下で働いているため、「ぶっちゃけ関係ありません」ということなのだ。

■ヨーロッパからの若者にも蔓延

 税を払わないアンダーグラウンドな雇用形態が蔓延しているのは、アジア系のワーホリ滞在者周辺ばかりではなかった。
 西海岸近郊にあるワイナリーが密集する人気エリアで、ワイナリー経営をしていたオーストラリア人経営者は、自らが醸造した琥珀色の赤ワインをグラスに注ぎながらこう明かした。
 「ブドウの収穫時期になるとこのあたりの農家は、主にヨーロッパから来たワーホリの若者を大勢雇うのだが、キャッシュジョブは少なくないのが実情さ。
 だって楽だろう、納税を気にせず現金で渡したほうが。
 それに、もし税を気に掛けていたら大量の書類を書かねばならないし、とても面倒なんだよ」

 すでに、ひそかに蔓延しているキャッシュジョブが、ワーホリ増税を機にさらに増加する可能性も指摘され始めている。
 今回、取材したワーホリ滞在の裏側にあるこのグレーな実態があるかぎり、税負担を増やしたところでどれほどの効果があるのかは、疑問を抱かざるをえない。

 ワーホリ制度が掲げる本来の目的が建前とならないよう、多文化主義を掲げるオーストラリアでたくさんの出会いと価値観に触れ「出稼ぎ目的」ではない、プライスレスの経験を得る若者が減らないことを願う。











● NICHIGO PRESS 7月号






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