● iPhoneなので暗いが
土曜日のせいかまあ混んでいること、すごい。
予約をしてあったので問題はなかったが。
サーファーズパラダイスは20歳前後の若者の街で、ここブロードビーチは25歳以上の青壮年の街だという。
この「Gemelli」というレストランはトリップアドバイザーによるとこの地区のナンバーワンのイタリアンで5つ★という。
ブロードビーチはイタリアレストランの激戦区であり、ここでナンバーワンを張ってやっているというのはなかなかの努力がいると思う。
https://www.tripadvisor.jp/Restaurants-g658842-c26-Broadbeach_Gold_Coast_Queensland.html
料理の写真が載っていてその中にタコの足があった。
それを見てカミさんがここへ行きたいというので、足を運んだのだが。
タコというとチャールス王子が「タイヤを食べているようだ」という発言が有名で、そのグロテスクな相貌から西欧では「悪魔の使い」として嫌われている。
タコと言えばここではベビーオクトパスであり、大タコ料理はこれまでお目にかかったことがない。
同様に日本ではベビーオクトパスは見かけたことがなく、初めてこれをみたとき子供のタコもいるのかと思ったほどであった。
スシとラーメンに次いで世界を席巻する日本食は「タコ焼き」だという人もいる。
ベビーオクトパスを使ってたこ焼きを作っている人もいる。
世界に出ていくタコ焼きはおそらく、たこの入っていないタコ焼きになるだろう、という。
具はいろいろあっていい。
それをたこ焼き風にアレンジして出すことで食文化の発信をしていく、ということなのかもしれない。
そういえば、オーストラリアフェアーに日本風のタコ焼き屋としてスタートした店は、残念なことに普通の日本食に変わってしまった。
まだ、たこ焼きが世界に出ていく時期ではないのかもしれない。
さてここのタコ料理だが、なかなかおいしい。
つまり日本風にいうと「タコだ!」ということである。
タイヤ仕立てではなく、中まで柔らかく、歯ごたえもそこそこである。
なんといってもオーストラリアで初めてたべたタコ料理である。
もちろん、すし屋にいけばタコのにぎりは食べられるのだが。
そういえば最近、ウールワースでもタコを売っているという。
あの太いタコの足を1本をビニール真空パックにして販売しているのだという。
でも、えらく高いともいう。
オーストラリアフェアーのタコ焼き屋もこのタコを使っていたのかもしれない。
その元から仕入れて、ここのタコ料理は作られているのだろうか。
いくつかの料理を注文したがそこそこ確かにいける。
ピザはパンピザではなく、普通のイタリアピザである。
これもおいしい。
さて、このレストランだが’、味はいいのだがやはりイタリアレストランである。
うるさいのである。
話し声も届かないような騒音地獄はイタリアレストラン特有のものである。
イタリア人が饒舌ということもあるが、レストラン自体がそうなっている。
床がコンクリート、壁はレンガとプラスター、天井もプラスター。
この内装仕様はイタリアレストランの特徴である。
音がガンガン響くのである。
民族によっていろいろだが、こういう音が飛び交う中でこそイタリア人は安心を享受できるのかもしれない。
うるさいレストランを上げれば次は中華であろう。
あれもうるさい。
でかい声での話し声が非情に耳に侵略してくる。
イタリアンは騒音化したうるささである。
中華は人声のうるささである。
日本食は静寂静謐を好む。
うるさい日本食レストランには二度とはいかない。
ちなみにこのレストランにはもう行くことはないのでは。
老人にはこのうるささはきつい。
土曜日の夜ともなれば集う人もなかなかである。
モデルさんみたいな女性が多くここに集まってくる。
スリムで化粧ばっちりで、あちらにもこちらにもで飽きない。
興味がおありなら、出かけてみては。
ビヤ樽みたいな女性ばかりを見せつけられる日常では、これは目の保養になるかも。
● google画像から
なを、このレストランのビルの上層部は住居になっていて、そのいくつかは宿泊施設に貸し出されている。
昨年末、娘が来た時クリスマスで部屋が取れず、一夜の泊りを求めて渡り歩くことになったのだが、その中にここも入っている。
なを、このレストランのビルの上層部は住居になっていて、そのいくつかは宿泊施設に貸し出されている。
昨年末、娘が来た時クリスマスで部屋が取れず、一夜の泊りを求めて渡り歩くことになったのだが、その中にここも入っている。